電気代は、基本料金と電力量料金だけでなく、燃料価格に応じて毎月変わる「燃料費調整額」と、全国一律の「再生可能エネルギー発電促進賦課金」を足して決まります。この記事では、東京電力エリアで契約30A・月300kWhと400kWhを使う場合の電気代を、2026年10月分の燃料費調整額で計算して比べます(2026年9月25日に各社の公式サイト・PDFで確認)。
結論:燃料費調整額の出し方が会社で違う
東京電力エナジーパートナーと東京ガスは、国の値引きをすでに含んだ単価がマイナスになっています。オクトパスエナジーは単価そのものがプラスで、国の値引きは電気代の総額から別に引く方式です。同じ「燃料費調整」でも、計算のしくみが違います。
月300kWh使う場合
再生可能エネルギー発電促進賦課金は、2026年度は1kWhあたり4.18円です。300kWhでは1,254円になり、下の合計にはすでに含めています。
| 会社・プラン(合計の安い順) | 基本料金+電力量料金 | 燃料費調整額 | 1か月の合計 |
|---|---|---|---|
| 東京ガス 基本プラン(電気) | 10,923円 | −2,790円 単価−9.3円/kWh(国の値引きを含む) | 9,387円 |
| 東京電力エナジーパートナー 従量電灯B | 11,063円 | −2,790円 単価−9.3円/kWh(国の値引きを含む) | 9,527円 |
| オクトパスエナジー グリーンオクトパス | 7,590円 | 975円 単価6.75円/kWh、国の値引き3.5円/kWhを電気代の総額から別に差し引く方式 | 9,819円 |
月400kWh使う場合
再エネ賦課金は400kWhで1,672円です。下の合計にはすでに含めています。
| 会社・プラン(合計の安い順) | 基本料金+電力量料金 | 燃料費調整額 | 1か月の合計 |
|---|---|---|---|
| 東京ガス 基本プラン(電気) | 14,873円 | −3,720円 単価−9.3円/kWh(国の値引きを含む) | 12,825円 |
| 東京電力エナジーパートナー 従量電灯B | 15,112円 | −3,720円 単価−9.3円/kWh(国の値引きを含む) | 13,064円 |
| オクトパスエナジー グリーンオクトパス | 10,376円 | 1,300円 単価6.75円/kWh、国の値引き3.5円/kWhを電気代の総額から別に差し引く方式 | 13,348円 |
選ぶときに見る観点
- 燃料費調整額に上限があるか:大手電力の規制料金には上限がありますが、東京ガスや新電力の多くは上限がありません。燃料価格が上がる月は、その分だけ増える可能性があります
- 使用量の見込み:使う量が多い家庭ほど、電力量料金の単価差が効きます。使用量は検針票で確かめられます
- セット割・キャンペーン:この記事の額には、ガスとのセット割や新規申込割などの割引は入れていません
- 市場連動型のプラン:LooopでんきのスマートタイムONEのように、卸電力市場の価格に連動するプランは、月ごとの試算が出せないため今回の表には入れていません
自分の使用量・契約アンペア・地域で計算するには、電力会社の電気代の比較を使ってください。