電力会社の電気代の比較(契約アンペアと使用量から)
住んでいる地域・契約アンペア・1か月に使う電気の量を入れると、大手電力と新電力の従量電灯にあたるプランを、安い順に並べます。基本料金と段階別の電力量料金に再エネ賦課金を足した、割引なしの税込の額です。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
切り替えるときに確認すること
- 会社を確かめる 電気事業法に基づく登録小売電気事業者かどうかを、資源エネルギー庁のページで確認する
- 契約の前 書面による供給条件の説明で、料金のほか契約期間や契約解除の条件を確かめる
- 賃貸・マンション 契約名義が本人なら切り替えられる。一括受電の建物は管理組合等に確認する
- 解約のとき 料金プランによっては解約金がかかるため、契約内容を確かめる
今ある送配電網を使うため、電気の品質や停電の可能性はどの会社から買っても同じです。事業者とのトラブルは、電力・ガス取引監視等委員会の相談窓口でも相談できます
計算方法
1か月の電気代 = 基本料金 + 段階ごとの電力量料金の合計 + 再エネ賦課金(1kWhあたり4円18銭 × 使用量)(1円未満は切り捨て)
例:東京電力エリアで30A・400kWhなら、東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bの基本料金は935円25銭です。これに、120kWhまで29円80銭・120〜300kWhは36円40銭・300kWhを超える分は40円49銭の電力量料金を足します。さらに、再エネ賦課金1,672円を足します。
- 電力量料金は段階制です。使った量を段階ごとに区切って、それぞれの単価をかけて足します。
- 関西電力の従量電灯Aと、関西エリアのオクトパスエナジーは、アンペアで基本料金が変わりません。関西電力は15kWhまでが最低料金522円58銭です。
- オクトパスエナジーの基本料金は1日あたりで決まるため、「1か月の日数」をかけています。初期値は30日です。
- 東京電力・中部電力ミライズ・東北電力・九州電力には最低月額料金があります。基本料金と電力量料金の合計がそれを下回るときは、最低月額料金にします。
- 1か月まったく電気を使わなかった月は、東京ガス・九州電力・オクトパスエナジーの基本料金が半額になります。使用量に0を入れると、その計算になります。
- LooopでんきのスマートタイムONEは、電源料金が30分ごとに変わる市場連動型です。決まった単価がないため、この表では金額を出さず「比べられない」と書いています。
燃料費調整額は会社と月で変わるため入れていません。家族割・ガスとのセット割・口座振替割引・キャンペーンも入れていません。これらを使うと順番が変わります。
再生可能エネルギー発電促進賦課金の2026年度の単価は、1kWhあたり4円18銭です(経済産業省が2026年3月19日に公表)。
無料期間と1年の総額
1年の総額 = 1か月の目安 × 12 − 無料になる額(1円未満は切り捨て)
東京ガスの電気「基本プラン」には、新規申込割として基本料金1か月分が無料になる特典があります。この1か月分の基本料金だけを引いています。ほかの7つの会社・プランは、公式の料金ページに無料期間の記載がありませんでした。
例:東京エリアで30A・400kWhなら、東京ガスの基本料金は935円なので、1年の総額は198,540円から935円を引いた197,605円です。
「くわしい条件を変える」で「無料期間を使わない」を選ぶと、1か月の目安の12か月分をそのまま出します。
- 関西電力の単価表は機械で読めなかったため、アプリ内のブラウザで人が見るのと同じ画面を開いて確かめました。無料期間の記載はありませんでした。
- 燃料費調整額を入れていないため、1年の総額も燃料費調整額を含みません。
- 無料期間は変わりやすいので、申し込む前に各社の公式ページで確かめてください(確認日:2026年9月24日)。
出典:経済産業省 2026年度の賦課金単価、東京電力エナジーパートナー 料金単価表、関西電力 電気の基本料金・単価表、中部電力ミライズ 従量電灯A・B・C、東北電力 従量電灯B、九州電力 従量電灯B、東京ガス 基本プラン、オクトパスエナジー 約款・料金メニュー定義書、Looopでんき 料金プラン
よくある質問
乗り換えると本当に安くなる?
この表の条件では、新電力のほうが安く出ることが多いです。ただし燃料費調整額は会社ごとに違い、大手電力の規制料金には上げ幅の上限があるのに対し、新電力にはない場合があります。燃料の値段が上がっている時期は、表の順番どおりにならないことがあります。
再エネ賦課金はどこの会社でもかかる?
かかります。全国一律で、2026年度は1kWhあたり4円18銭です。国が毎年決めるもので、電力会社を変えても同じです。
アンペアを下げると安くなる?
基本料金が下がるので安くなります。ただし関西電力の従量電灯Aのように、アンペアで基本料金が変わらない会社もあります。またアンペアを下げすぎると、同時にたくさんの家電を使ったときにブレーカーが落ちます。
使用量はどこを見ればいい?
毎月の検針票か、電力会社の会員ページの「使用量(kWh)」です。1年分の平均を入れると、年間の目安がつかめます。
燃料費調整額はいくらぐらい?
会社と月で変わるため、この計算には入れていません。毎月の検針票に「燃料費調整額」として載っています。比べるときは、同じ月の燃料費調整額を両方の会社で確かめてください。