複数商品の損益分岐点の計算
商品ごとの売上の構成比と粗利率(利益率)、固定費を入れると、商品の組み合わせ(売上構成)が変わらないという前提で、全体としての損益分岐点の売上高を計算します。
| 商品名 | 構成比(%) | 粗利率(%) | |
|---|---|---|---|
売上に占める割合(構成比)と、その商品の粗利率(利益率)を入れます
円
計算方法
構成比で重みづけした粗利率 = Σ(商品ごとの構成比 × 商品ごとの粗利率) ÷ 構成比の合計
全体の損益分岐点売上高 = 固定費 ÷(構成比で重みづけした粗利率 ÷ 100)(1円未満切り上げ)
商品ごとの損益分岐点売上高は、全体の損益分岐点売上高を、その商品の構成比の割合で配分した額です。
例:商品Aが構成比50%・粗利率40%、商品Bが構成比30%・粗利率25%、商品Cが構成比20%・粗利率60%、固定費500万円とします。重みづけした粗利率は(50×40+30×25+20×60)÷100=39.5%です。全体の損益分岐点売上高は500万円÷0.395=約1,265万円です。
単一の商品だけを扱う場合の損益分岐点は「損益分岐点」のツールで計算できます。
出典:複数商品(セールスミックス)の損益分岐点の定義式(管理会計における標準的な計算方法)
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よくある質問
構成比の合計が100%にならなくても計算できる?
できます。構成比は商品どうしの比率として使うため、合計が100%でなくても、比率としてそのまま計算します。
商品ごとの損益分岐点売上高の意味は?
全体の損益分岐点の売上高を、今の売上構成(商品ごとの割合)どおりに配分した額です。実際にその商品だけを売って達成する売上高という意味ではありません。
売上構成が変わるとどうなる?
粗利率の高い商品の構成比が増えれば、重みづけした粗利率が上がり、損益分岐点売上高は下がります。逆に粗利率の低い商品の構成比が増えれば、損益分岐点売上高は上がります。