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視力の換算(小数視力・分数視力・logMAR)

更新:2026年9月日本眼科医会 370方式

視力の値を入れると、小数視力・分数視力(20/○)・logMAR視力・視角(分)に置きかえ、学校の視力検査で使う370方式のAからDのどれにあたるかを出します。0.1未満の視力にも対応しています。

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学校の視力検査で受診を勧められたとき

  1. 用紙の確認 学校から渡される「受診のお知らせ」などの用紙に、区分(B・C・D)と持ち帰りの案内が書かれています
  2. 眼科の受診 用紙に書かれた期日までに眼科を受診します
  3. 結果の記入 受診の結果を、学校に返す用紙に書いてもらいます
  4. 提出 記入してもらった用紙を、担任や養護教諭に提出します

受診の期日や用紙の様式は学校ごとに違います。渡された案内で確認してください

計算方法

logMAR = − log10(小数視力)
視角(分) = 1 ÷ 小数視力
分数視力(20フィート式) = 20 ÷(20 ÷ 小数視力)
分数視力(メートル式) = 5 ÷(5 ÷ 小数視力)

たとえば小数視力0.7なら、logMARは0.15、視角は1.43分、分数視力は20/29(メートル式で5/7.1)です。

3つの表し方

換算の早見表

小数視力分数視力(20フィート式)logMAR視角(分)370方式
1.520/13−0.180.67A
1.220/17−0.080.83A
1.020/200.001.00A
0.920/220.051.11B
0.720/290.151.43B
0.520/400.302.00C
0.320/670.523.33C
0.220/1000.705.00D
0.120/2001.0010.00D
0.0520/4001.3020.00D
0.0120/20002.00100.00D

学校の視力検査(370方式)

学校の視力検査では、教室での見え方を基準にした370方式が広く使われています。0.3・0.7・1.0の3つの視標だけを使い、4つに分ける方法です。

表示区分意味(日本眼科医会)
A1.0以上視力は良好です。学校生活に影響なし。
B1.0未満0.7以上条件によって学校生活への影響がある。
C0.7未満0.3以上教室後方からは黒板の字が見えにくいことがある。
D0.3未満教室の前列でも黒板の文字が見えにくい。

視力表は国際標準に準拠したランドルト環を使い、原則5m用を使います(十分な距離が取れないときは3m用でも可)。視標面の照度は500から1,000ルクスです。上下左右の4方向のうち3方向以上を正しく答えられれば「正しく判別」とします。

受診の勧めは、裸眼視力が1.0未満(370方式のA未満)で眼鏡などを持っていない人と、眼鏡などを持っていてもその視力が1.0未満の人に出されます。ただし幼稚園の年少児・年中児は0.7未満(B未満)が対象です。CとDの人は全員、眼科の受診を勧められます。

0.1未満の視力

0.1未満の視力も、同じ式でlogMARや分数視力に置きかえられます。小数視力0.05ならlogMAR 1.30、分数視力20/400です。

身体障害の認定では、視力表は万国式を基準としたものを使うとされています。視力0.01に満たないもののうち、明暗弁のものまたは手動弁のものは視力0として計算します。目の前50cm以下で指の数が分かるもの(指数弁)は0.01として計算します。

視力検査に使う装置と視標は、JIS T 7309(視力検査装置)で決められています。

この計算は表し方を置きかえるだけのものです。目の状態の判断や治療のことは、眼科の医師に相談してください。

出典:日本眼科医会 眼科学校保健 資料集(学校保健部)、日本眼科医会 乳幼児・学校保健関連情報、厚生労働省 身体障害者障害程度等級表の解説(身体障害認定基準)、日本規格協会 JIS T 7309:2002 視力検査装置、式の定義(logMAR・視角・分数視力の換算)

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よくある質問

20/20とはどういう意味ですか。

20フィート(約6m)離れて、視力の良い人が20フィートからぎりぎり見分けられる大きさのものを見分けられる、という意味です。小数視力1.0と同じです。

学校でBと言われました。眼科に行くべきですか。

日本眼科医会の資料では、裸眼視力が1.0未満(A未満)の人には受診の勧めを出すこととされています。Bも受診の対象です。CとDは全員が眼科の受診を勧められます。判断は眼科の医師に相談してください。

よく一緒に使われる計算

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