1RM(最大挙上重量)の推定計算
挙げられた重さと回数を入れると、1回だけ挙げられる重さ(1RM)の推定値を計算します。Epley式・Brzycki式から選べます。%RMごとのトレーニング重量と目安の回数の早見表つき。
計算方法
Epley式:1RM = 重さ ×(1+回数÷30)
Brzycki式:1RM = 重さ × 36 ÷(37-回数)
例:60kgを8回挙げられた場合、Epley式では60 ×(1+8÷30)=76kgです。
どちらも、実際に何回か挙げた重さと回数から、限界の重さ(1RM)を見積もる式です。回数が少ないほど誤差は小さく、10回を大きく超えると誤差が大きくなるため、このツールは12回までで計算します。表の重さは2.5kg刻みにしています。
式の意味を説明します。どちらの式も、挙げられる回数が多いほど、その重さは限界より軽いという関係を使っています。Epley式は回数を30で割った分だけ重さを増やす形で、回数に比例して伸びます。Brzycki式は37から回数を引いた値で割る形なので、回数が多くなると伸びが大きくなります。だから同じ記録でも2つの式で答えが少し違います。
例:90kgを12回挙げられた場合、Epley式では90×(1+12÷30)で126.0kgになります。
気をつけること。これは推定値で、実際に1回挙げられる重さとは差が出ます。10回を大きく超える回数からの推定は誤差が大きくなります。フォームが崩れた回数を数えると、実際より高く出ます。限界に近い重さを扱うときは、補助をつけて安全を確かめてください。
出典:Epley, B. (1985). Poundage Chart. Boyd Epley Workout.、Brzycki, M. (1993). Strength testing—predicting a one-rep max from reps-to-fatigue. JOPERD, 64(1).
よくある質問
1RMとは?
「1回だけ、ぎりぎり挙げられる重さ」のことです。毎回計測するのは大変なので、少し軽い重さで何回か挙げた記録から推定します。
EpleyとBrzyckiはどちらが正確?
どちらも広く使われている推定式で、回数が少ない(5回以下)ほど近い値になります。2つを見比べて目安にしてください。
%RMとは?
1RMに対する割合です。80%RMなら、1RMの80%の重さのことで、目的(筋力・筋肥大・持久力)によって使う%RMを変えるのが一般的です。