大学の修学支援新制度の計算(授業料等減免・給付型奨学金)
学校の種類と通い方、支援の区分を選ぶと、授業料と入学金の減免額、給付型奨学金の額、在学中の合計を出します。子どもが3人以上の世帯は、収入の制限なく授業料と入学金が上限まで支援されます。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
修学支援新制度の申込みの手順
- 在学採用の時期 4月〜6月と9月〜11月。締切日は学校ごとに違う
- 書類 文部科学省とJASSOのページで制度を確かめ、学校から申込書類をもらう
- 申込み インターネットで申し込み、本人と生計維持者のマイナンバーを提出する
- 郵送 そのあと「奨学金確認書兼地方税同意書」をJASSOに郵送する
多子世帯で授業料等減免だけが対象になる人も申込みが必要です。学業成績と世帯収入は毎年確認されます。詳しくは在学する学校で確認してください
計算方法
減免される額 = 上限額 × 区分の割合(100円未満は四捨五入)合計 = 入学金 + 授業料 × 年数 + 給付型奨学金 × 年数
たとえば私立大学に自宅から4年間通い、満額(第1区分)にあたる場合、入学金26万円、授業料70万円×4年、給付型奨学金46万円×4年で、合計は610万円になります。
授業料・入学金の減免の上限額(年額)
| 学校の種類 | 国公立 授業料 | 国公立 入学金 | 私立 授業料 | 私立 入学金 |
|---|---|---|---|---|
| 大学 | 54万円 | 28万円 | 70万円 | 26万円 |
| 短期大学 | 39万円 | 17万円 | 62万円 | 25万円 |
| 高等専門学校(4年・5年) | 23万円 | 8万円 | 70万円 | 13万円 |
| 専門学校 | 17万円 | 7万円 | 59万円 | 16万円 |
給付型奨学金の支給額(年額・満額のとき)
| 学校の種類 | 自宅から通う | 自宅から離れて住む |
|---|---|---|
| 国公立 大学・短期大学・専門学校 | 35万円 | 80万円 |
| 国公立 高等専門学校(4年・5年) | 21万円 | 41万円 |
| 私立 大学・短期大学・専門学校 | 46万円 | 91万円 |
| 私立 高等専門学校(4年・5年) | 32万円 | 52万円 |
支援の区分は世帯の収入などで決まり、満額・3分の2・3分の1・4分の1の4段階です。年収の目安は約300万円・約400万円・約460万円・約700万円までですが、世帯の人数や働き方で変わります。
令和7年度から、扶養する子どもが3人以上の世帯は、収入の制限なく授業料と入学金が上限まで支援されます。子どもが3人以上いる間、第1子から対象です。この場合、給付型奨学金の額は収入に応じて満額から4分の1まで変わります。
上限額は文部科学省の資料の万円単位の値です。実際の額は100円単位で決まるため、学校や日本学生支援機構で確認してください。採用されたあとも、学業成績や出席率などの要件を満たす必要があります。
出典:文部科学省 高等教育の修学支援新制度、文部科学省 令和7年度からの多子世帯に対する大学等の授業料等減免について、日本学生支援機構 高等教育の修学支援新制度(2026年度)
よくある質問
子どもが3人以上いれば必ず無償になりますか。
いいえ。上限額までの支援なので、上限を超える授業料は自分で払います。また、生計を支える人の住民税の上で扶養する子どもが3人以上いることが条件で、子どもが就職などで扶養から外れると対象外になります。
給付型奨学金と授業料の減免は両方受けられますか。
両方受けられます。ただし返還不要の支援を受けている間は、貸与型(無利子)の奨学金の額が調整されます。