ベーカーズパーセントの計算
小麦粉の重さと、水・塩・イーストなどの割合(対粉比)を入れると、それぞれの材料の重さと生地全体の重さを計算します。パンのレシピを別の粉の量に置きかえたいときに使えます。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
計算方法
材料の重さ = 小麦粉の重さ × その材料の割合(対粉比) ÷ 100
例:小麦粉1,000gで、水68%・塩2%・イースト1%の配合なら、水680g・塩20g・イースト10gで、生地の重さの合計は1,710gです。
ベーカーズパーセントでは、複数の材料の割合をすべて足しても100%にはなりません(小麦粉だけが必ず100%で、そのほかの材料はそれぞれ独立に、粉に対する割合で表すためです)。粉の量を変えても、割合をそろえれば同じ配合の生地を作れます。
式の意味を説明します。粉の量を100として、ほかの材料を粉に対する割合で表す書き方です。粉の量が変わっても割合はそのまま使えるので、同じ配合のまま量を増やしたり減らしたりできます。だから割合に粉の重さをかけて100で割ると、実際の重さが出ます。水の割合が高いほど、やわらかい生地になります。
例:小麦粉1,500g、水102%、塩3%、イースト1.5%なら、水1,530g・塩45g・イースト22.5gで、生地の合計は3,097.5gです。
気をつけること。割合の合計は100%になりません。粉だけが100%で、ほかはそれぞれ独立した割合だからです。粉を2種類使う場合は、その合計を100%として割り振ります。生地は発酵と焼成で水分が飛ぶため、焼き上がりは合計より軽くなります。
出典:ベーカーズパーセントの計算式の定義(小麦粉の重さを100%とする、製パンで広く使われている配合の表し方)
よくある質問
ベーカーズパーセントとは?
小麦粉の重さを100%として、水や塩など、そのほかの材料の重さを粉に対する割合で表す、パン作りの配合の表し方です。
割合を全部足すと100%になる?
なりません。小麦粉だけが必ず100%で、そのほかの材料はそれぞれ別に粉に対する割合で決まるためです。
粉の量を変えても同じ配合になる?
なります。割合(%)をそろえたまま粉の量を増減すれば、同じ味・食感に近い生地を、違う量で作れます。
粉が100gちょうどのときは?
割合の数字が、そのままグラム数になります(例:水68%なら68g)。