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化学反応式の係数を合わせる(化学反応式のバランス)

更新:2026年9月

反応する物質(左辺)とできる物質(右辺)の化学式を入れると、両辺で原子の数が合うように、いちばん小さい整数の係数を自動で求めます。

例:CH4 + O2 (かっこも使えます:Ca(OH)2 など)
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計算方法

それぞれの化学式から、元素ごとの原子の個数を数えます。左辺の物質の係数を正、右辺の物質の係数を負とみなし、「どの元素も、係数をかけた個数の合計が0になる」という連立方程式を作ります。

化学反応の前と後で、原子の種類と数は変わりません。だから、両辺で元素ごとの個数がそろうように係数を決めれば、式が合います。

この連立方程式を解く(線形代数の「零空間」を求める)ことで、両辺の原子の数がぴったり合う係数の比が求まり、それをいちばん小さい整数の組み合わせに直しています。

例:CH4+O2→CO2+H2O で考えます。Cは左に1個、右のCO2に1個で合っています。Hは左に4個なので、右のH2Oは2個必要です。するとOは右に2+2=4個となり、左のO2は2個必要です。答えは CH4+2O2→CO2+2H2O です。

気をつけること。係数が1のときは、数字を省略して化学式だけを表示します。係数が見つからないときは、化学式の書き間違いか、その組み合わせでは反応が成り立たない場合です。かっこを使った書き方(Ca(OH)2 など)も使えます。イオン反応式の電荷のつり合いや、反応が実際に進むかどうかは、この計算では見ていません。

出典:文部科学省 高等学校学習指導要領解説 理科編(化学)

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よくある質問

化学反応式の係数が分数になることはありますか?

連立方程式を解く計算の途中では分数になることがありますが、化学反応式の係数は整数で表すのが決まりです。分数が出た場合は、分母をそろえて式全体を何倍かし、いちばん小さい整数の比になるように直してから、最終的な答えとしてこのツールに表示します。

化学反応式の係数は何を表していますか?

係数は、その物質が反応や生成に何個(何分子・何原子)関わるかという比を表しています。反応の前後で原子の種類と数は変わらないため、係数は両辺の原子の数をそろえるための倍率であり、反応する物質どうしがどれだけの量で関わるかの割合を示しています。

係数はどうやって決める?

それぞれの元素の原子の数が、矢印の左と右で同じになるように、方程式を解いて求めます。

係数が全部同じ比なら、小さいほうを使う?

はい。求まった比を、公約数で割って、いちばん小さい整数の組み合わせにします。

係数が見つからないのはどんなとき?

化学式が間違っている(実際には反応しない組み合わせ)か、入力ミスの可能性があります。

係数が1のときは表示される?

いいえ。係数が1のときは、数字を省略して化学式だけを表示します(実際の化学反応式の書き方と同じです)。

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