モル質量(分子量)の計算
化学式(H2O、NaCl、C6H12O6など)を入れると、原子量表からモル質量(分子量・式量)を計算します。質量を入れると、その物質量(mol)も出ます。
計算方法
モル質量 = Σ(原子量 × その元素の個数)
例:H2O(水)は、水素H(原子量1.008)が2個、酸素O(原子量16.00)が1個なので、1.008×2 + 16.00×1 = 18.016 ≒ 約18.02g/molです。
Ca(OH)2 のような括弧や、CuSO4・5H2O のような水和物(「・」のあとに結晶水がつく形)にも対応しています。原子量は、日本化学会が発表している原子量表(IUPACの決定にもとづく、有効数字4桁の値)を使っています。質量を入れると、物質量(mol) = 質量 ÷ モル質量で、その質量が何molにあたるかも計算します。
式の意味を説明します。分子は原子が決まった個数集まったものなので、それぞれの原子量に個数をかけて全部足せばモル質量になります。単位はg/molで、1molあたりの重さを表します。質量を入れると、その重さをモル質量で割って物質量(mol)が出ます。
例:H2Oは水素1.008が2個と酸素16.00が1個なので、18.016g/molです。27gなら1.498668molにあたります。
気をつけること。原子量は同位体の割合をもとにした値なので、資料によって末尾がわずかに違います。Ca(OH)2のような括弧や、CuSO4・5H2Oのような水和物も書けます。元素記号の大文字と小文字は正しく書いてください。CoとCOは別の物質になります。
よくある質問
モル質量(分子量)の求め方は?
化学式に出てくる元素の原子量を、個数分だけかけて全部たします。H2Oなら 1.008×2+16.00×1 ≒ 18.02g/molです。
分子量・式量・原子量の違いは?
原子量は1つの原子について、分子量は分子1つについて、式量はイオン結晶などの化学式1つについての値です。求め方はどれも同じ(原子量の合計)です。
物質量(mol)はどう求める?
質量 ÷ モル質量 です。水18gなら、18 ÷ 18.02 ≒ 約1molです。
括弧を使った化学式は読める?
読めます。Ca(OH)2 のように、括弧のあとの数字を、括弧の中の元素すべてにかけて計算します。
水和物(・5H2Oなど)は計算できる?
できます。CuSO4・5H2O のように「・」で区切ると、両方の部分のモル質量を合計します。