子どもの肥満度の計算(5〜17歳)
性別、年齢、身長、体重を入れると、学校の健康診断で使う「性別・年齢別・身長別標準体重」の式で、標準体重と肥満度を出します。
計算方法
身長別標準体重(kg) = a × 身長(cm) − b
肥満度(%) =(体重 − 身長別標準体重)÷ 身長別標準体重 × 100(小数第1位に四捨五入し、その値で判定しています)
係数aとbは、性別・年齢ごとに決まっています。日本学校保健会「児童生徒の健康診断マニュアル(平成27年度改訂版)」の値で、文部科学省の学校保健統計調査でも使われています。
| 年齢 | 男子 a | 男子 b | 女子 a | 女子 b |
|---|---|---|---|---|
| 5歳 | 0.386 | 23.699 | 0.377 | 22.750 |
| 6歳 | 0.461 | 32.382 | 0.458 | 32.079 |
| 7歳 | 0.513 | 38.878 | 0.508 | 38.367 |
| 8歳 | 0.592 | 48.804 | 0.561 | 45.006 |
| 9歳 | 0.687 | 61.390 | 0.652 | 56.992 |
| 10歳 | 0.752 | 70.461 | 0.730 | 68.091 |
| 11歳 | 0.782 | 75.106 | 0.803 | 78.846 |
| 12歳 | 0.783 | 75.642 | 0.796 | 76.934 |
| 13歳 | 0.815 | 81.348 | 0.655 | 54.234 |
| 14歳 | 0.832 | 83.695 | 0.594 | 43.264 |
| 15歳 | 0.766 | 70.989 | 0.560 | 37.002 |
| 16歳 | 0.656 | 51.822 | 0.578 | 39.057 |
| 17歳 | 0.672 | 53.642 | 0.598 | 42.339 |
学校保健統計調査では、肥満度が+20%以上を「肥満傾向」、−20%以下を「痩身傾向(やせの傾向)」としています。「軽度肥満」などの細かい区分は、福島県の資料にある判定の表にしたがっています。
年齢で式が変わるので、同じ身長・体重でも、誕生日の前と後で肥満度が変わることがあります。
この式は、その年齢の標準的な体格の子どもに合わせて作られています。身長がその年齢の平均からとても離れていると、標準体重が小さくなりすぎて(0以下になることもあります)、肥満度が正しく出ません。そのため、このページでは、同じ文部科学省の資料にある年齢別の平均身長から±25cmの範囲だけを計算します(例:男子10歳は平均140.1cmなので116〜165cm)。この範囲は、このページで決めたものです。
出典:文部科学省 肥満・痩身傾向児の算出方法について(係数の表)、文部科学省 学校保健統計調査、福島県 身長と体重のバランスを《肥満度》でみてみよう(判定の表)
よくある質問
子どもにBMIを使わないのはなぜ?
子どもは成長の途中で、年齢によって標準の体格が大きく変わるためです。学校では、年齢ごとの標準体重と比べる肥満度を使います。
4歳以下はどうすればいい?
乳幼児は別の式を使います。「カウプ指数の計算」で、幼児の身長別標準体重による肥満度も出せます。