メガネとコンタクトの度数換算(頂点間距離の補正)
メガネの度数(またはコンタクトレンズの度数)と、目からレンズまでの距離(頂点間距離)を入れると、頂点間距離の違いを補正した、もう一方の目安の度数を計算します。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
計算方法
換算後の度数 = 換算前の度数 ÷(1 − 頂点間距離(m) × 換算前の度数 × 補正の符号)
メガネからコンタクトへの換算では、頂点間距離ぶんレンズが目に近づくため、コンタクトの度数 = メガネの度数 ÷(1 − 頂点間距離(m) × メガネの度数)で計算します。コンタクトからメガネへの換算は、符号を逆にしてメガネの度数 = コンタクトの度数 ÷(1 + 頂点間距離(m) × コンタクトの度数)で計算します。
例:メガネの度数−5.00D、頂点間距離12mmなら、コンタクトの度数は−5.00÷(1−0.012×(−5.00))=約−4.72Dで、0.25D単位では−4.75Dが目安です。
この式は、レンズの位置が変わったときに同じ見え方(同じ焦点の位置)を保つための、光学(薄肉レンズ)の考え方にもとづく計算式です。度数が強いほど、頂点間距離による差は大きくなります。
式の意味を説明します。メガネのレンズは目から少し離れているため、同じ度数でも目に届く効き方が変わります。レンズを目に近づけると、近視では必要な度数が弱くなり、遠視では強くなります。その差を、目からレンズまでの距離(頂点間距離)を使って補正する式です。コンタクトは目にのせるので、距離を0として扱います。
例:メガネの度数−5.00Dで頂点間距離12mmなら、コンタクトでは計算値−4.72D、0.25D単位に丸めて−4.75Dが目安です。
気をつけること。目安で、処方の代わりにはなりません。度数がゆるい場合(絶対値がおおむね4D未満)は、補正しても差はほとんど出ません。乱視や左右差、角膜の形は考えていません。実際の度数は眼科や販売店で測ってもらってください。
出典:計算式の定義(頂点間距離を補正する光学の式によるもの)
よくある質問
なぜメガネとコンタクトで度数が違うのですか。
メガネは目から少し離れた位置(頂点間距離)にレンズがあり、コンタクトは目に直接のせるため、同じ見え方にするには度数を補正する必要があるからです。
乱視がある場合も使えますか。
乱視の度数(円柱度数)は、この計算には含まれません。乱視がある場合の正確な度数は、眼科や販売店で測ってもらってください。