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損害率・事業費率・合算比率(コンバインド・レシオ)の計算

更新:2026年9月

正味収入保険料と、支払った保険金・損害調査費用、事業費を入れると、損害率・事業費率・合算比率(コンバインド・レシオ)を計算します。損害保険会社の保険引受けの収支をみる指標です。

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計算方法

損害率 =(支払った保険金+損害調査費用)÷ 正味収入保険料 × 100

事業費率 = 事業費 ÷ 正味収入保険料 × 100 合算比率(コンバインド・レシオ) = 損害率 + 事業費率

受け取った保険料のうち、何%が保険金の支払いに回り、何%が会社を動かす費用に回ったかを見る指標です。2つを足した合算比率が100%を下回っていれば、保険の引き受けそのものでは収支が取れていることになります。

例:正味収入保険料1億円、保険金など5,500万円、事業費3,000万円なら、損害率55.0%、事業費率30.0%、合算比率は85.0%です。残る15%が、引き受けによる利益の目安になります。

正味収入保険料は、受け取った保険料から再保険に出した分を引き、引き受けた分を足した額です。損害率には、支払った保険金だけでなく、事故の調査にかかった費用も含めます。

資産の運用で得た利益や、支払いに備えて積み立てる準備金の増減は、この計算に入っていません。大きな災害があった年は損害率が跳ね上がるため、1年の数字だけで判断せず、数年の動きで見る必要があります。

損害率は、保険の種類ごとに分けて出すと差がよく見えます。自動車、火災、傷害では、事故の起こりやすさも1件あたりの支払額も違うためです。

出典:MS&ADホールディングス 用語集「コンバインド・レシオ」

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よくある質問

損害率100%とはどういうこと?

受け取った正味収入保険料と同じ額を、保険金と損害調査費用の支払いに使ったということです。

合算比率だけで保険会社の収支がすべてわかる?

合算比率は保険引受けの収支だけを表す指標で、保険料や保険金の一部を運用することによる収益は含まれていません。

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