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年周視差と距離の計算

更新:2026年9月

年周視差(秒角)を入れると、恒星までの距離をパーセクと光年で計算します。距離のほうがわかっているときは、そこから年周視差を求めることもできます。

秒角
既定値は、太陽系にいちばん近い恒星プロキシマ・ケンタウリの値です
くわしい条件を変える(なくても計算できます)

計算方法

年周視差から距離を求める式 距離(パーセク)= 1 ÷ 年周視差(秒角)

例:年周視差が1秒角なら、距離はちょうど1パーセク(約3.2616光年)です。プロキシマ・ケンタウリのように年周視差が0.768秒角なら、距離は約1.30パーセク(約4.24光年)です。

年周視差とは、地球が太陽のまわりを1周する間に、近くの恒星が遠くの星を背景にわずかに位置を変えて見える角度(の半分)のことです。1パーセクは、年周視差がちょうど1秒角になる距離として決められています。1パーセクは約3.2616光年です。

式の意味を説明します。地球が太陽のまわりを回ると、近い星は遠い星に対してわずかに位置がずれて見えます。そのずれの角度の半分が年周視差です。星が遠いほど角度は小さくなるため、距離は視差の逆数になります。視差がちょうど1秒角になる距離を1パーセクと決めているので、式が1÷視差という簡単な形になります。

例:年周視差0.768秒角なら、距離は1.3021パーセクで、光年になおすと約4.247光年です。

気をつけること。光年に直すときは、1パーセクあたりの光年数をかけます。視差は非常に小さい角度なので、わずかな測定の誤差が距離に大きく効きます。遠い星では視差が測れないため、別の方法で距離を求めます。この計算は幾何学的な関係だけで、星の明るさは使っていません。

出典:視差・パーセクの定義(日本天文学会 天文学辞典)

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よくある質問

年周視差とは?

地球が公転することで、近くの恒星が遠くの星を背景にわずかに位置を変えて見える、その角度(の半分)のことです。

パーセクとは?

年周視差がちょうど1秒角になる距離を1パーセクと決めています。1パーセクは約3.2616光年です。

年周視差が大きい星ほど?

地球に近い星です。年周視差は距離に反比例するので、遠い星ほど年周視差は小さくなります。

年周視差が0のときは?

距離が無限に遠いことになり、計算できません(実際には、どんな恒星にもわずかな年周視差があります)。

なぜ年周視差で距離がわかる?

地球の公転軌道の半径(1天文単位)を基線とした、三角測量と同じ考え方で距離を求めています。

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