PFCバランスの計算(たんぱく質・脂質・炭水化物)
1日にとるエネルギー(kcal)と年齢などを入れると、たんぱく質・脂質・炭水化物を何gとればよいかの範囲を出します。厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」の目標量を使います。
計算方法
重さ(g) = 1日にとるエネルギー(kcal) × 割合(%) ÷ 100 ÷ 1gあたりのエネルギー
1gあたりのエネルギーは、たんぱく質4kcal、脂質9kcal、炭水化物4kcalです(食事摂取基準で使う係数)。gは小数点以下を四捨五入しています。
| 年齢など | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 |
|---|---|---|---|
| 1〜49歳 | 13〜20% | 20〜30% | 50〜65% |
| 50〜64歳 | 14〜20% | ||
| 65歳以上 | 15〜20% | ||
| 妊娠初期・中期 | 13〜20% | ||
| 妊娠後期・授乳中 | 15〜20% |
割合は、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」のエネルギー産生栄養素バランスの目標量(男女同じ)です。範囲はおおむねの値で、弾力的に使うものとされています。1歳未満は決められていません。炭水化物にはお酒のアルコールも含みますが、飲酒をすすめるものではありません。
脂質のうち飽和脂肪酸(肉の脂やバターなどに多い脂)は、18歳以上で7%以下、15〜17歳で9%以下、3〜14歳で10%以下が目標量です。
病気で食事の制限を受けている人は、医師や管理栄養士の指示にしたがってください。
よくある質問
PFCバランスの理想の割合はどうやって決まっていますか?
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」で、たんぱく質・脂質・炭水化物それぞれの摂取量の目標となる割合(%)が、年齢ごとに定められています。このツールはその割合をもとに、1日にとる量をグラム単位で計算しています。
PFCバランスはどうやって計算しますか?
1日にとるエネルギー量に、食事摂取基準で定められた各栄養素の目標の割合(%)をかけ、たんぱく質4kcal、脂質9kcal、炭水化物4kcalという1gあたりのエネルギーで割ることで、グラム数に換算しています。
なぜ範囲で出るの?
食事摂取基準の目標量が「13〜20%」のように範囲で決められているためです。範囲の中なら、好みや生活に合わせて選べます。
65歳以上で気をつけることは?
食事摂取基準では、65歳以上のたんぱく質は15〜20%とされています。体が小さい人や、あまり動かずにエネルギーを少ししかとらない人では、下限でも推奨量に届かないことがあると注意されています。