リールの糸巻き量の計算
リールに表示されている号数とメートル数(例:3号-150m)と、使いたい糸の号数を入れると、その糸に変えたときに巻ける長さの目安を計算します。日本釣用品工業会(JAFTMA)の標準直径をもとにした計算です。
計算方法
巻ける長さ = もとの長さ ×(もとの糸の直径 ÷ 新しい糸の直径)の2乗
例:3号-150m表示のリールに2号の糸を巻くと、3号の直径0.285mm・2号の直径0.235mmから、150×(0.285÷0.235)²≒220mになります。細い糸に変えるほど、たくさん巻けます。
直径の値は、日本釣用品工業会(JAFTMA)が定めた標準規格の数値です。号数が表の値の間にあるときは、直線でつないだ値を使っています。
式の意味を説明します。リールのスプールに入る糸の体積は決まっているので、糸が細くなれば同じ体積でより長く入ります。糸の断面積は直径の2乗に比例するため、直径が半分になると断面積は4分の1、巻ける長さは4倍です。だから直径の比を2乗します。
例:3号-150m表示のリールなら、4号で約112m、5号で約89mです。逆に0.8号なら約556mまで巻けます。太い糸に替えると、表示より大きく短くなります。
気をつけること。号数が同じでも、ナイロン・フロロカーボン・ポリエステルとPEでは直径が違います。この計算は前の3種類の標準直径を使っているため、PEラインでは実際と合いません。下巻きを入れた場合や、巻くときの張力が弱い場合も長さは変わります。
出典:日本釣用品工業会 ナイロン糸・フロロカーボン糸・ポリエステル糸の標準直径(JAFS-D1051100)、糸巻き量の換算式の定義(スプールの容積が同じなら、長さは断面積に反比例するという幾何学の考え方)
よくある質問
号数を上げると、巻ける長さは短くなる?
短くなります。太い糸ほど断面積が大きく、同じスプールに巻ける長さは短くなります。
PEラインでも使える?
PEラインは編み糸のため、同じ号数でもナイロン・フロロカーボンと直径が異なることがあります。目安としてお使いください。
表にない号数を使うと?
表にある号数の間の値を、直線でつないで計算しています。
号数を0にするとどうなる?
計算できません。0より大きい号数を入れてください。