VO2max(最大酸素摂取量)の推定計算
12分間走った距離、20mシャトルランの到達レベル、安静時の心拍数のどれかを入れると、持久力の目安になるVO2max(最大酸素摂取量)を推定します。
計算方法
12分走:VO2max =(走った距離(m)−504.9)÷ 44.73(クーパーの式)
シャトルラン:VO2max = 31.025+3.238×速さ−3.248×年齢+0.1536×年齢×速さ(Léger・Lambertの式、速さはその時点のkm/h)
安静時心拍数:VO2max = 15.3 ×(220−年齢)÷ 安静時心拍数
シャトルランの速さは、文部科学省の新体力テストの実施要項にある「開始8.5km/hから1分ごとに0.5km/hずつ増える」という設定をもとに、到達レベルから計算しています。
式の意味を説明します。どの式も、体の力を直接測るのではなく、測りやすい記録から最大酸素摂取量を推定するものです。12分走は、長い距離を走れる人ほど酸素を多く取り込めるという関係を1本の直線で表しています。シャトルランは折り返せた速さと年齢から、安静時心拍数の式は心拍の少なさから推定します。
例:12分間で3,600m走った場合、(3,600−504.9)÷44.73で69.2ml/kg/分になります。2,400mなら42.4ml/kg/分です。
気をつけること。これは推定値で、医学的な検査の代わりにはなりません。3つの方法で結果はずれます。12分走とシャトルランは全力で行う運動なので、体調がよくないときは行わないでください。安静時心拍数は、朝目覚めてから横になったまま測ると安定します。
よくある質問
VO2maxは何を表す?
体が1分間に取り込める酸素の最大の量で、持久力の目安として使われます。数字が大きいほど、長く運動を続ける力があるとされます。
3つの方法で数字は同じになる?
測り方によって推定の誤差があるため、同じ人でも方法によって数字がずれることがあります。同じ方法で続けて測り、変化を見るのがおすすめです。