水の硬度の計算(軟水・硬水)
水に含まれるカルシウムとマグネシウムの濃度(mg/L)を入れると、炭酸カルシウム換算の硬度と、軟水・硬水の目安を計算します。ミネラルウォーターの成分表示や、水質検査の結果を見て入れてください。
計算方法
硬度(mg/L、炭酸カルシウム換算) = カルシウムの濃度(mg/L)×2.497 + マグネシウムの濃度(mg/L)×4.118
係数は、炭酸カルシウム(CaCO₃、式量100.09)とカルシウム(原子量40.08)・マグネシウム(原子量24.31)の重さの比です。100.09÷40.08≒2.497、100.09÷24.31≒4.118として求めています。
例:カルシウム30mg/L、マグネシウム8mg/Lの水の硬度は、30×2.497+8×4.118≒107.9mg/Lで、硬水にあたります。
日本では、水道水質基準で硬度300mg/L以下と定められており、おいしさの面からは10〜100mg/Lが目安とされています(環境省)。WHOの資料では、炭酸カルシウム換算で60mg/L未満の水を、一般に軟水としています。
出典:炭酸カルシウム・カルシウム・マグネシウムの式量比から求まる硬度の換算式(分析化学の基本的な定義)、環境省「水質基準項目と基準値(51項目)・水質管理目標設定項目」(硬度=カルシウム、マグネシウム等)、WHO "Hardness in Drinking-water"(Background document for development of WHO Guidelines for Drinking-water Quality)
よくある質問
硬度とは?
水に溶けているカルシウムとマグネシウムの量を、炭酸カルシウムの量に置き換えて表した数値です。
軟水・硬水の境目は?
WHOの資料では、炭酸カルシウム換算で60mg/L未満を軟水としています。日本の水道水はこの範囲に入るものが多いです。
硬度が高いとどうなる?
石けんの泡立ちが悪くなったり、配管に成分がたまりやすくなったりすることがあります。日本の水道水質基準では300mg/L以下と定められています。
ミネラルウォーターの成分表示のどこを見ればいい?
カルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)の含有量(mg/100mLやmg/Lなど)の欄です。単位をmg/Lにそろえて入れてください。
硬度が低すぎるとどうなる?
WHOの資料では、極端に軟らかい水(目安75mg/L未満)はミネラルバランスに影響する可能性が指摘されていますが、詳しい研究は十分ではないとされています。