暑さ指数(WBGT)の計算
湿球温度・黒球温度・気温の実測値から、または気温・湿度・日射量・風速から、暑さ指数(WBGT)を計算します。環境省が示す日常生活と運動の指針のどの区分にあたるかも表示します。
1. 推定で計算する
2. 実測で計算する
計算方法
暑さ指数(WBGT)は、気温だけでなく湿度と日射・輻射を取り入れた指標で、単位は気温と同じ度で表しますが気温そのものではありません。
実測値から出すときの式は次のとおりです。
WBGT = 0.7 × 湿球温度 + 0.2 × 黒球温度 + 0.1 × 乾球温度(気温)
湿球温度・黒球温度の測定器がない場合は、気象の観測値から推定する式を使います。
WBGT = 0.735 × 気温 + 0.0374 × 相対湿度 + 0.00292 × 気温 × 相対湿度 + 7.619 × 日射量 − 4.557 × 日射量の2乗 − 0.0572 × 風速 − 4.064
出てきた値を、環境省が示す日常生活・運動の指針の区分(危険は31以上など)にあてはめて表示します。
出典:環境省 熱中症予防情報サイト「暑さ指数(WBGT)について」(日常生活に関する指針・運動に関する指針の区分)、環境省 熱中症予防情報サイト「暑さ指数の詳細」(実測値の式と、観測値から推定する式)
よくある質問
気温と暑さ指数の違いは?
暑さ指数は、湿度と日射・輻射の影響も合わせた指標です。同じ気温でも湿度が高いと汗が蒸発しにくく体に熱がこもるため、暑さ指数は高くなります。単位は度ですが、気温の度とは別のものとして読みます。
日射量がわからないときは?
晴れた夏の昼なら0.6から0.9、薄曇りで0.3から0.5、曇りや日陰で0.1から0.2、夜間は0を目安に入れてください。日射量を0にすると、日陰や屋内に近い条件での値になります。
この値で運動の可否を判断していい?
指針は目安です。実際の判断は、現場で測った値と参加者の体調(暑さに慣れているか、年齢、持病)を合わせて行ってください。体調が悪い人がいるときは、区分が低くても中止や休憩を選んでください。