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アニーリング温度(プライマーのTm値)の計算

更新:2026年9月

PCRで使うプライマーの塩基配列(A・T・G・Cだけ)を入れると、Tm値(プライマーが鋳型と結合できなくなる温度の目安)を、Wallace法かGC法で計算します。

くわしい条件を変える(なくても計算できます)
℃
PCRのアニーリング温度は、ふつうTm値より3〜5℃低い温度に設定します
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計算方法

Wallace法 短いプライマー(目安14塩基未満)向けの簡単な式です。Tm(℃) = 2×(A の数+T の数) + 4×(G の数+C の数)

GC法 長いプライマー向けの式です。Tm(℃) = 64.9 + 41×((G の数+C の数)−16.4) ÷ 配列の長さ

例:20塩基の配列でGとCが合わせて12個なら、GC法でTm値は64.9+41×(12−16.4)÷20≒55.9℃です。

Tm値は、2本の鎖の半分が離れる(変性する)温度の目安です。PCRのアニーリング温度は、ふつうTm値より3〜5℃低い温度に設定します。

出典:Wallace法(Tm=2×(A+T)+4×(G+C)。Wallaceらの実験式)とGC法(Tm=64.9+41×(G+Cの数−16.4)÷配列の長さ。Marmur・Dotyの式にもとづく近似式)の定義

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よくある質問

Tm値とは?

DNAの2本の鎖の半分が離れて1本鎖になる温度のことです。プライマー設計の目安に使われます。

Wallace法とGC法はどちらを使う?

短いプライマー(目安14塩基未満)はWallace法、それより長いプライマーはGC法が向いています。

アニーリング温度とTm値の違いは?

Tm値は理論上の目安の温度で、実際のPCRで使うアニーリング温度は、そこから3〜5℃ほど低く設定するのが一般的です。

GとCが多いプライマーはTm値が高い?

はい。GとCの結合はAとTより強いため、GC含量が高いほどTm値は高くなります。

配列にA・T・G・C以外の文字が入っているときは?

計算できません。修飾塩基などを除いた、A・T・G・Cだけの配列を入力してください。

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