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DNAの濃度・純度(260/280比)の計算

更新:2026年9月

260nmでの吸光度を入れると、分光光度法でよく使われる換算式でDNA(またはRNA)の濃度を計算します。280nmの吸光度もあわせて入れると、純度の目安になる260/280の比もわかります。

くわしい条件を変える(なくても計算できます)

計算方法

濃度 濃度(ng/µL) = 260nmでの吸光度 × 換算係数 × 希釈倍率(換算係数は、二本鎖DNAで50、一本鎖DNA・オリゴで33、RNAで40が広く使われています)

例:260nmの吸光度0.5、二本鎖DNA、希釈なしなら、濃度は0.5×50=25ng/µLです。

純度(260/280の比) 比 = 260nmの吸光度 ÷ 280nmの吸光度。この比が、二本鎖DNAでおよそ1.8前後、RNAでおよそ2.0前後であれば、たんぱく質などの混入が少ない目安とされます。

式の意味を説明します。核酸は260nmの紫外線をよく吸うため、その吸光度は濃度に比例します。吸光度1.0のときの濃度が種類ごとに決まっているので、吸光度に換算係数をかけると濃度になります。希釈して測った場合は、その倍率をかけて元の濃度に戻します。280nmはたんぱく質がよく吸う波長なので、260と280の比を見ると混ざり具合の目安になります。

例:260nmの吸光度0.75、280nm0.39、二本鎖DNAで1.5倍に希釈していたなら、濃度は56.25ng/µL、260/280の比は1.92です。

気をつけること。吸光度が高すぎると比例からずれるため、0.1から1.0くらいの範囲で測ります。260/280の比の目安は参考値なので、純度の判断は電気泳動などもあわせて行ってください。溶かしている液の種類によっても比は動きます。

出典:DNA・RNAの濃度の換算係数(吸光度A260=1.0が、二本鎖DNAで50ng/µL、一本鎖DNA・オリゴで33ng/µL、RNAで40ng/µLに相当するという、分光光度法による核酸定量の広く使われる換算式)と、260/280の吸光度比による純度の目安

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よくある質問

260/280の比とは?

260nmと280nmでの吸光度の比で、たんぱく質などの混入が少ないかどうかの目安になります。

比が低いときは?

たんぱく質などが混じっている可能性があります(目安より低めです)。

比が高いときは?

RNAなどが混じっている可能性があります(目安より高めです)。

希釈して測ったときは?

希釈倍率を入れると、もとの濃度に換算して計算します。

280nmの吸光度が0のときは?

260/280の比は計算できません。濃度の計算はそのまま行われます。

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