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不飽和度の計算(分子式から)

更新:2026年9月

分子式に含まれる炭素・水素・ハロゲン・窒素の数を入れると、不飽和度(環と二重結合・三重結合を合わせた数)を計算します。既定値はエタン(C₂H₆)です。

くわしい条件を変える(なくても計算できます)

計算方法

不飽和度の式 不飽和度 =(2C + 2 + N − H − X)÷ 2(Cは炭素の数、Hは水素の数、Nは窒素の数、Xはハロゲン(F・Cl・Br・I)の数。酸素は不飽和度に関係しません)

例:エタン(C₂H₆)は、(2×2+2−6)÷2=0で、環も二重結合もない飽和化合物です。エチレン(C₂H₄)は、(2×2+2−4)÷2=1で、二重結合が1個あります。

不飽和度は、環1個、二重結合1個をそれぞれ1、三重結合1個を2として数えた合計です。

式の意味を説明します。炭素がn個の鎖状で飽和した化合物は、水素が2n+2個つきます。これが水素のいちばん多い状態です。実際の水素がそれより少なければ、足りない2個ごとに環か二重結合が1つあると考えます。だから差を2で割ります。窒素は結合の手が3本で水素を1個増やす向きに働き、ハロゲンは水素と同じ扱いで引きます。酸素は手が2本で数が変わらないため、式に出てきません。

例:ベンゼン(C₆H₆)なら、(2×6+2−6)÷2=4です。環1つと二重結合3つで合計4になります。

気をつけること。結果が整数にならないときは、分子式の書き間違いか、実在しない組み合わせです。不飽和度は環と多重結合の合計だけを示し、どちらが何個かは区別できません。硫黄やリンを含む分子では、この式のままでは合わないことがあります。

出典:不飽和度の式(分子式から環と多重結合の数を求める定義式)

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よくある質問

不飽和度とは?

分子の中にある環と、二重結合・三重結合の数を合わせた値です。

不飽和度0はどんな分子?

環も二重結合・三重結合もない、鎖状で飽和した分子です(例:エタン)。

窒素やハロゲンがあるとどう変わる?

窒素は式にプラス、ハロゲンは水素と同じようにマイナスします。酸素は不飽和度に影響しません。

三重結合は不飽和度いくつ分?

2個分です(二重結合2個と同じ効果があります)。

整数にならないときは?

入力した原子の数の組み合わせが、実在する分子式にならない可能性があります。

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