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タンパク質の濃度の計算

更新:2026年9月

吸光度(A280、またはブラッドフォード法のA595)を入れると、タンパク質の濃度を計算します。モル吸光係数や検量線の傾きは、使うタンパク質・実験ごとに違うため、目安の値として入れてください。

くわしい条件を変える(なくても計算できます)
mL/(mg・cm)
目安の値です。使うタンパク質の吸光係数から計算した値を入れてください(平均的なタンパク質ではおよそ1.0)
cm
自分で作った検量線(標準タンパク質の吸光度と濃度のグラフ)の傾きです。実験ごとに違います

計算方法

吸光度280nm(A280)法 ランベルト・ベールの法則吸光度 = 吸光係数 × 濃度 × 光路長を使い、濃度 = 吸光度 ÷(吸光係数×光路長)で求めます。芳香族アミノ酸(トリプトファン・チロシンなど)が光を吸収する性質を利用した、簡単で早い方法です。

ブラッドフォード法 色素がタンパク質と結合すると吸収する波長(595nm付近)が変わる性質を利用します。濃度がわかっている標準タンパク質(多くはウシ血清アルブミン)で検量線(吸光度と濃度のグラフの傾き・切片)を作り、濃度 =(吸光度−切片)÷傾きで、測定したいタンパク質の濃度を求めます。

どちらの方法も、使うタンパク質の種類によって吸光係数・発色の強さが変わるため、値は目安です。正確に比べたいときは、同じ種類のタンパク質で検量線を作ってください。

出典:ランベルト・ベールの法則(吸光度=吸光係数×濃度×光路長)の定義。ブラッドフォード法は色素の吸収波長の変化を利用した定量法

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よくある質問

A280法とブラッドフォード法の違いは?

A280法はタンパク質そのものの吸光度を測る早い方法、ブラッドフォード法は色素を加えて発色させてから測る方法です。それぞれ得意な濃度の範囲や、注意点が違います。

モル吸光係数はどこで調べる?

使うタンパク質のアミノ酸配列がわかっていれば、含まれるトリプトファン・チロシン・システインの数から計算できます。既知のタンパク質なら、文献値が公表されていることもあります。

検量線とは?

濃度がわかっている標準タンパク質を何段階かの濃度でつくり、吸光度を測ってグラフにしたものです。傾きと切片から、未知の濃度を計算できます。

吸光度が0のときは?

濃度も0として計算されます(タンパク質がほとんど含まれていない状態です)。

濃度がマイナスになってしまったら?

検量線の切片や、吸光度の測り方(ブランク補正など)を見直してください。測定エラーの可能性があります。

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