浮力の計算(アルキメデスの原理)
体積と、物体・液体の密度を入れると、浮力と物体の重さを比べて、浮くか沈むかを判定します。浮くときは、液体に沈んでいる部分の割合も出します。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
計算方法
浮力 = 液体の密度 × 沈んでいる部分の体積 × 重力加速度(アルキメデスの原理)
例:体積1L(0.001m³)、密度700kg/m³の物を、密度1000kg/m³の水に入れます。全部沈めたときの浮力は 1000 × 0.001 × 9.80665 ≒ 9.81N、物体の重さは 700 × 0.001 × 9.80665 ≒ 6.86N です。浮力のほうが大きいので浮きます。
浮くときは、物体の重さと、実際に沈んでいる部分にはたらく浮力がつり合います。沈んでいる部分の体積の割合は、物体の密度 ÷ 液体の密度で求められます(例では70%が水の中に沈みます)。
式の意味を説明します。水に入れた物は、押しのけた水の重さと同じ大きさの力で上へ押されます。これがアルキメデスの原理です。だから浮力は、液体の密度と押しのけた体積、重力加速度のかけ算になります。物の重さより浮力が大きければ浮き、小さければ沈みます。浮いたときの沈む割合は、物の密度を液体の密度で割った値です。
例:体積2L・密度900kg/m³の物を水に入れると、浮力は19.6133N、物の重さは17.652Nで浮きます。沈む部分は約90%です。
気をつけること。1L=0.001m³として換算しています。表面張力や、物の形による水の流れは考えていません。船のように中が空の物は、全体の平均の密度で考えます。
出典:この計算は式の定義によるもので、参照する公的な資料はありません。
よくある質問
浮力の求め方は?
アルキメデスの原理から、浮力 = 液体の密度 × 沈んでいる部分の体積 × 重力加速度 です。
浮くか沈むかはどう判定する?
物体の密度と液体の密度を比べます。物体の密度のほうが小さければ浮き、大きければ沈みます。
浮いたとき、どれくらい沈む?
沈んでいる部分の割合は、物体の密度 ÷ 液体の密度 で求められます。密度700の物を密度1000の水に入れると、70%が沈みます。
浮力の単位は?
N(ニュートン)です。力の単位で、重さと同じ単位です。
水の密度は?
1気圧・4℃でおよそ1000kg/m³(1g/cm³)です。