稼働率(アップタイム)とSLAの計算
目標の稼働率(99.9%など)と期間を入れると、許される停止時間を計算します。実際に止まっていた時間を入れると、その期間の稼働率と、目標を下回っていないかもわかります。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
計算方法
許される停止時間 = 期間の合計時間 ×(1 − 目標の稼働率 ÷ 100)
例:1年(365日、525,600分)で稼働率99.9%なら、525,600×0.001=525.6分(約8時間45分)です。
実際の稼働率 =(期間の合計時間 − 止まっていた時間) ÷ 期間の合計時間 × 100
この値が目標の稼働率を下回っていれば、SLA(サービスレベルアグリーメント)で決めた目標に届いていないことになります。
式の意味を説明します。稼働率は、期間全体のうち動いていた時間の割合です。だから許される停止時間は、期間の合計時間に止まってよい割合(1−稼働率)をかけた値になります。99.9%なら1000分の1なので、1年525,600分のうち525.6分まで止まれます。9が1つ増えるごとに、許される停止時間は10分の1になります。
例:1年(365日)で稼働率99.9%なら約8時間45分、99.99%なら約52分、99.999%なら約5分です。
気をつけること。計画的な停止を稼働率に含めるかどうかは、契約の書き方で違います。1回の長い停止と、短い停止の積み重ねは、合計が同じでも影響が違います。稼働率を測る単位を、サービス全体にするか機能ごとにするかも契約で決まります。
出典:稼働率・許される停止時間の計算式の定義(期間の合計時間×(1−目標の稼働率))
よくある質問
99.99%はどれくらいすごい?
1年(365日)では約52.6分しか止まらない計算です。99.9%(年8時間45分ほど)より、さらに止まる時間が短くなります。
SLA違反になると何かペナルティがある?
契約内容によります。多くのサービスは、SLAを下回った月の料金の一部を返金する(サービスクレジット)などの取り決めをしていますが、内容はサービスごとに違うため、契約書を確認してください。
計画停止(メンテナンス)は止まっていた時間に含める?
この計算では、入力した「止まっていた時間」をそのまま使います。計画停止を稼働率の対象から除く契約もあるため、実際の計算は契約書の定義に従ってください。