換気回数・必要換気量の計算
部屋の広さと天井の高さを入れると、建築基準法で求められる24時間換気の風量と、人の数から要る風量がわかります。換気扇の風量を入れると、その部屋の換気回数が何回になるかも出ます。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
計算方法
要る風量 = 換気回数 × 床面積 × 天井の高さ、換気回数 = 風量 ÷ 部屋の容積
例:20平方メートル、天井2.4mの住宅の居室なら、容積は48立方メートル。換気回数0.5回/時なので、要る風量は24立方メートル/時です。
建築基準法施行令第20条の8は、シックハウス対策として、居室の機械換気設備に「換気回数 × 床面積 × 天井の高さ」以上の風量を求めています。換気回数は、住宅の居室で0.5回/時、それ以外の居室で0.3回/時です。2003年7月から、原則としてすべての建物の居室に24時間換気が必要になりました。
同じ施行令の第20条の2は、人がいることによる換気として「20 × 床面積 ÷ 1人あたりの占有面積」以上の風量を求めています。1人1時間あたり20立方メートルにあたります。
部屋の広さごとの要る風量(天井2.4m・住宅の居室)
| 広さ | 容積 | 要る風量 |
|---|---|---|
| 6平方メートル | 14.4立方メートル | 7.2立方メートル/時 |
| 8平方メートル | 19.2立方メートル | 9.6立方メートル/時 |
| 10平方メートル | 24.0立方メートル | 12.0立方メートル/時 |
| 15平方メートル | 36.0立方メートル | 18.0立方メートル/時 |
| 20平方メートル | 48.0立方メートル | 24.0立方メートル/時 |
| 30平方メートル | 72.0立方メートル | 36.0立方メートル/時 |
| 40平方メートル | 96.0立方メートル | 48.0立方メートル/時 |
この計算では、24時間換気で要る風量と、人の数から要る風量の、大きいほうを答えにしています。
出典:建築基準法施行令 第20条の8(居室の換気設備のホルムアルデヒドに関する技術的基準)(e-Gov法令検索、2026年9月24日確認)、建築基準法施行令 第20条の2(換気設備の技術的基準、1人あたり20立方メートル毎時)(e-Gov法令検索、2026年9月24日確認)
よくある質問
24時間換気は何回/時が必要?
住宅の居室は0.5回/時、それ以外の居室は0.3回/時です。建築基準法施行令第20条の8で決まっています。
0.5回/時とはどういう意味?
1時間で部屋の空気の半分が入れ替わるということです。2時間で部屋の空気がひととおり入れ替わる計算になります。
換気扇を止めてもいい?
24時間換気は、法律で常に運転することを前提にした設備です。止めると、建材から出る化学物質や湿気がたまり、結露やカビの原因になります。
1人あたり何立方メートル要る?
1時間あたり20立方メートルです。建築基準法施行令第20条の2に「20 × 床面積 ÷ 1人あたりの占有面積」と書かれています。
畳数から計算できる?
できます。「広さの単位」で畳を選んでください。1畳を1.62平方メートルとして計算します(不動産の表示に関する公正競争規約の基準)。