車を手放すときに戻るお金の計算
手放し方と手続きをする月を入れると、自動車税種別割で戻る額がわかります。廃車にして解体するときは、車検の残りに応じて自動車重量税も戻ります。中古車として売るときの扱いの違いも表で並べます。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
廃車にするときの手順
- まず 引取業者に車を渡し、使用済自動車として引き取ってもらい、引取証明書を受け取る
- 解体のあと 解体の報告があったことを確かめてから、運輸支局で永久抹消登録の申請をする
- 同じ申請で 自動車重量税の還付の申請を一緒に出す。車検の残りが1か月以上あることが要件
- そのあと 自動車税種別割の還付の通知を待ち、自賠責保険の解約の手続きを保険会社にする
還付される額と時期は、都道府県の自動車税事務所と保険会社で確かめてください
計算方法
自動車税種別割の還付 = 年税額 × (12 − 4月から抹消の月までの月数)÷ 12(100円未満切り捨て)
自動車重量税の還付 = 納めた額 × 車検の残りの月数 ÷ 24(目安)
例:年3万6,000円の車を12月に抹消登録すると、4月から12月までの9か月分が課税され、3か月分の9,000円が戻ります。
自動車税種別割の年税額(自家用乗用車)
| 排気量 | 令和元年10月1日以後に初回新規登録 | それより前に初回新規登録 |
|---|---|---|
| 1リットル以下 | 25,000円 | 29,500円 |
| 1リットル超1.5リットル以下 | 30,500円 | 34,500円 |
| 1.5リットル超2リットル以下 | 36,000円 | 39,500円 |
| 2リットル超2.5リットル以下 | 43,500円 | 45,000円 |
| 2.5リットル超3リットル以下 | 50,000円 | 51,000円 |
| 3リットル超3.5リットル以下 | 57,000円 | 58,000円 |
| 3.5リットル超4リットル以下 | 65,500円 | 66,500円 |
| 4リットル超4.5リットル以下 | 75,500円 | 76,500円 |
| 4.5リットル超6リットル以下 | 87,000円 | 88,000円 |
| 6リットル超 | 110,000円 | 111,000円 |
手放し方で変わること
| 項目 | 廃車にして解体する | 中古車として売る |
|---|---|---|
| 自動車税種別割 | 抹消した月までで課税され、残りが戻る | 戻らない(年度の終わりまで負担) |
| 自動車重量税 | 車検の残りが1か月以上あれば戻る | 戻らない |
| リサイクル料金 | 戻らない(リサイクルの費用に使われる) | 次の持ち主から受け取る |
| 自賠責保険 | 解約すると残りの期間分が戻る | 次の持ち主に引き継ぐことが多い |
自動車重量税は、自動車リサイクル法にもとづいて適正に解体され、車検の残りが1か月以上あるときに、残りの期間に応じて還付されます。
リサイクル料金は新車を買うときに預けます。中古車として売るときは、次の持ち主からリサイクル料金の分を受け取ります。資金管理料金は除きます。
重量税の還付の額は、納めた額を24か月で割った目安です。実際の額は永久抹消登録の手続きのときにわかります。
出典:東京都主税局 自動車税種別割(排気量別の年税額・重課・月割、2026年9月25日確認)、国税庁 No.7192 自動車重量税のあらまし(解体したときの還付、2026年9月25日確認)、環境省 知っておきたい自動車リサイクル法(リサイクル料金の負担者と中古車で売るときの扱い、2026年9月25日確認)、国土交通省 自動車検査・登録ガイド(自家用乗用車の有効期間は初回3年・以後2年、2026年9月25日確認)
よくある質問
自動車税は廃車にすると戻る?
戻ります。4月から抹消登録をした月までの月数で課税され、残りの月数分が還付されます。12月に抹消すれば3か月分です。
中古車として売っても自動車税は戻る?
戻りません。名義を変えるだけでは課税が変わらないため、年度の終わりまでの分は自分の負担です。売主と買主のあいだで分け合うことがあります。
自動車重量税はどんなときに戻る?
自動車リサイクル法にもとづいて適正に解体され、車検の残りが1か月以上あるときです。永久抹消登録の申請と一緒に還付を申請します。
リサイクル料金は返ってくる?
廃車にして解体するときは、リサイクルの費用に使われるため戻りません。中古車として売るときは、次の持ち主からリサイクル料金の分を受け取ります。
3月に抹消すると自動車税は戻らない?
戻りません。4月から3月までの12か月分が課税されるためです。年度の終わりに近いほど、戻る額は小さくなります。
自賠責保険はいくら戻る?
残りの期間で決まります。額は保険会社が計算するため、このツールでは入れた額をそのまま足しています。