土量(盛土・掘削・残土)の計算
掘る土や盛る土の体積を入れると、地山の土量・ほぐした土量・締め固めた後の土量が一度にわかります。土量変化率LとCを使って換算し、運び出すダンプの台数も出します。土の種類ごとの目安の値を選べます。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
計算方法
ほぐした土量 = 地山の土量 × L、締め固めた後の土量 = 地山の土量 × C
例:地山を100立方メートル掘ると、L=1.20ならほぐした土量は120立方メートルになり、4立方メートル積めるダンプで30台分です。同じ土を締め固めると、C=0.90で90立方メートルの盛土になります。
土は3つの状態で体積が違います。掘る前のしまった状態が「地山の土量」、掘って積んだ状態が「ほぐした土量」、転圧した状態が「締め固めた後の土量」です。運ぶ量はほぐした土量、盛土の出来上がりは締め固めた後の土量で考えます。
盛土から逆に考えるときは、出来上がりの量をCで割って地山の土量を出し、それにLを掛けて運ぶ量を出します。
土の種類ごとの土量変化率の目安
| 土の種類 | L(ほぐし) | C(締固め) |
|---|---|---|
| 砂・砂質土 | 1.20 | 0.90 |
| 礫質土 | 1.20 | 0.90 |
| 粘性土 | 1.25 | 0.90 |
| 軟岩 | 1.30 | 1.15 |
| 硬岩 | 1.65 | 1.40 |
この値は目安です。実際の工事では、土質試験の結果や発注者が決めた値を使ってください。
出典:国土交通省 令和7年度 土木工事数量算出要領(土量変化率の考え方、2026年9月24日確認)、国土交通省 施工パッケージ型積算基準(1/Cと L/C の使い方、2026年9月24日確認)
よくある質問
土量変化率LとCとは?
Lは「ほぐした土量 ÷ 地山の土量」で、掘るとどれだけかさが増えるかを表します。Cは「締め固めた後の土量 ÷ 地山の土量」で、転圧するとどれだけ縮むかを表します。
残土は何立方メートル運ぶ?
掘った量にLを掛けたほぐした土量で運びます。地山100立方メートルをL=1.20の土で掘ると、120立方メートル分を運ぶことになります。
盛土に要る土はどう出す?
出来上がりの盛土の量をCで割ると、要る地山の土量が出ます。それにLを掛けると、実際に運び入れる量になります。
LとCを1.00にするとどうなる?
かさの変化なしとして計算します。地山・ほぐし・締固めがすべて同じ数字になります。
ダンプ1台に何立方メートル積める?
4トン車で約3〜4立方メートル、10トン車で約5〜6立方メートルが目安です。土が湿っていると重くなり、積める体積が減ります。