個人向け国債の利息と中途換金の計算
買う金額と種類を入れると、満期までに受け取る利息(税引後)を出します。途中で換金したときに差し引かれる額もわかります。財務省が公表している最新の利率で計算します。
計算方法
半年分の利子(税引前)= 買う金額 × 利率 ÷ 2 受け取る利子 = 半年分の利子 ×(1 − 20.315%)
例:固定5年(利率2.24%)を100万円分買うと、半年ごとの利子は税引前11,200円、税引後8,924円です。5年で10回受け取ります。
利率の決め方は種類で違います。変動10年は「基準金利 × 0.66」で半年ごとに変わり、固定5年は「基準金利 − 0.05%」、固定3年は「基準金利 − 0.03%」で満期まで変わりません。どれも、年0.05%の最低金利が保証されています。
中途換金は、発行から1年が過ぎればいつでもできます。受取額 = 額面金額 + 経過利子相当額 − 直前2回分の各利子(税引前)相当額 × 0.79685です。この計算では、受け取り済みの利子(税引後)を足し、直前2回分の調整額を引いて出しています。
買い方は1万円から1万円単位で、毎月募集されます。償還のときは額面金額100円につき100円が戻るため、途中の金利がどう動いても元本は変わりません。
| 種類 | 利率の決め方 | 利率(税引前) | 基準金利 |
|---|---|---|---|
| 変動10年 | 基準金利×0.66 | 1.95% | 2.96% |
| 固定5年 | 基準金利−0.05% | 2.24% | 2.29% |
| 固定3年 | 基準金利−0.03% | 1.96% | 1.99% |
出典:変動10年 第198回債(2026年9月募集)(財務省)、固定5年 第186回債(2026年9月募集)(財務省)、固定3年 第196回債(2026年9月募集)(財務省)、財務省 個人向け国債 商品概要
よくある質問
個人向け国債の利率はいくらですか
2026年9月に募集された分は、変動10年が1.95%(初回)、固定5年が2.24%、固定3年が1.96%です(いずれも税引前)。毎月募集があり、そのつど利率が決まります。
中途換金するといくら引かれますか
直前2回分の各利子(税引前)に0.79685をかけた額です。100万円分の固定5年なら、およそ17,849円が差し引かれます。元本そのものは減りません。
いつから換金できますか
発行から1年が過ぎてからです。それより前は、災害救助法の対象になる大きな災害の被害を受けた場合や、保有者が亡くなった場合を除いて換金できません。
変動10年の利息はこの計算どおりになりますか
なりません。変動10年は半年ごとに利率が変わります。この計算では、いまの利率がそのまま続くとしています。将来の利率は決まっていません。
利息に税金はかかりますか
かかります。利子を受け取るたびに20.315%が引かれます。障害者等の非課税貯蓄(マル優・特別マル優)の対象にできる場合があります。
元本が減ることはありますか
償還のときは額面金額100円につき100円が戻ります。中途換金でも、差し引かれるのは直前2回分の利子相当額までなので、元本そのものは減りません。