地価・評価額から坪単価と時価の目安を出す計算
路線価や固定資産税評価額を入れると、公示地価の水準に直した時価の目安と、坪単価、土地全体の値段がわかります。路線価は公示地価の80%程度、固定資産税評価額は70%程度という、国が公表している割合を使います。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
固定資産税の通知の見かた
- 時期 毎年4月ごろ、その年の1月1日時点の所有者に納税通知書が届きます
- 評価額の確認 通知書や課税明細書の「価格(評価額)」の欄で固定資産税評価額を確認します
- 評価替え 評価額は3年に1度見直されます(次は令和9年度)
- 疑問があるとき 納税通知書を受け取った日の翌日から3か月以内に、固定資産評価審査委員会へ審査の申出ができます
路線価は毎年7月に国税庁が公表します。詳しい金額や手続きは、市区町村の資産税課や税務署で確認してください
計算方法
公示地価の水準 = 手元の価格 ÷ その価格の水準、坪単価 = 1平方メートルの価格 × 400 ÷ 121
例:路線価が1平方メートル20万円なら、20万円 ÷ 0.8 = 25万円が公示地価の水準です。坪単価は25万円 × 3.305785 = 約82万6千円になります。
4つの公的な土地の値段
| ものさし | 評価の時点 | 公表の時期 | 公示地価に対する水準 | 決めるところ |
|---|---|---|---|---|
| 地価公示(公示地価) | 毎年1月1日 | 3月 | 100% | 国土交通省 土地鑑定委員会 |
| 都道府県地価調査(基準地価) | 毎年7月1日 | 9月 | 100% | 都道府県知事 |
| 相続税評価(路線価) | 毎年1月1日 | 7月 | 80% | 国税庁 |
| 固定資産税評価額 | 1月1日(3年に1度評価替え) | 3年ごと | 70% | 総務省・市町村 |
同じ土地でも、目的によって4つの値段があります。地価公示と都道府県地価調査が基準(100%)で、相続税の路線価はその80%程度、固定資産税評価額は70%程度を目安に決められています。
1坪は400/121平方メートル(約3.305785平方メートル)です。1間(6尺)四方の面積で、1尺を10/33メートルと決めた計量法の換算から出ています。
出典:国土交通省 主な公的土地評価一覧(評価時点・公表時期・評価水準、2026年9月24日確認)、国税庁 令和8年分の路線価等について(路線価は地価公示価格等を基にした価格の80%程度、2026年9月24日確認)、国税庁 財産評価基準書 路線価図・評価倍率表(2026年9月24日確認)、総務省 固定資産評価のしくみについて(宅地は地価公示価格等の7割を目途、2026年9月24日確認)
よくある質問
路線価から時価はどう出す?
路線価を0.8で割ると、公示地価の水準になります。路線価は地価公示価格等を基にした価格の80%程度を目安に決められているためです。ただし、実際の売り買いの値段とは差が出ます。
固定資産税評価額から時価はどう出す?
0.7で割ると公示地価の水準になります。宅地の固定資産税評価額は、地価公示価格等の7割を目途に決められています。
路線価図の数字の読み方は?
路線価は千円単位です。図に「300D」とあれば、1平方メートル30万円という意味です。うしろのアルファベットは借地権の割合を表します。
1坪は何平方メートル?
400/121平方メートル、およそ3.305785平方メートルです。畳2枚分とほぼ同じ広さです。
路線価はいつ公表される?
毎年7月です。その年の1月1日を評価の時点としています。令和8年分は2026年7月1日に公表されました。
固定資産税評価額はどこでわかる?
毎年4月ごろに市区町村から届く納税通知書の課税明細書か、市区町村の窓口で取れる固定資産評価証明書に書かれています。