不動産投資の利回りの計算
物件の価格と家賃収入を入れると、表面利回り、実質利回り、手取りの家賃(NOI)、ローンを返したあとに残るお金、返済比率をまとめて出します。空室や買うときの諸費用も入れて計算できます。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
購入までに確認すること
- 重要事項説明 契約前に、宅地建物取引士から物件や契約条件についての説明を受けます
- 売買契約 手付金・引渡し時期・特約などを確認して契約を結びます
- 登記 所有権の移転登記を法務局で行います
- 不動産取得税 取得後しばらくして、都道府県から納税通知書が届きます
手続きの流れや必要書類は、物件の種類(新築・中古、区分所有など)で変わります
計算方法
表面利回り = 1年の家賃収入 ÷ 物件の価格 × 100
実質利回り =(家賃収入 − かかるお金)÷(物件の価格 + 買うときの諸費用)× 100
例:2,000万円の物件で家賃が年144万円なら、表面利回りは7.20%。空室5%を見込んで、かかるお金が年30万円、買うときの諸費用が140万円なら、実質利回りは(136万8千円 − 30万円)÷ 2,140万円 = 約4.99%です。
手取りの家賃(NOI)は、空室を見込んだ家賃から、管理費・修繕費・固定資産税などを引いたものです。ローンの返済はここから払います。
ローンの返済額は、元利均等返済の式で出しています。毎月の返済 = 借入額 × 月の金利 ×(1+月の金利)^回数 ÷〔(1+月の金利)^回数 − 1〕
返済比率は「1年の返済額 ÷ 満室の家賃収入」です。この割合が高いほど、空室や急な修理があったときに手元のお金が足りなくなりやすくなります。
所得税・住民税は入れていません。借入の利息と減価償却は経費になるため、税金は別に計算する必要があります。
よくある質問
表面利回りと実質利回りの違いは?
表面利回りは家賃収入を物件の価格で割っただけの数字です。実質利回りは、管理費や税金などのかかるお金を引き、買うときの諸費用も価格に足して計算します。実際に手元に残る割合に近いのは実質利回りです。
NOIとは?
空室を見込んだ家賃から、管理費・修繕費・固定資産税などを引いた、手取りの家賃のことです。ローンの返済と税金は、このお金から払います。
返済比率はどのくらいがいい?
決まった正解はありませんが、高いほど空室や修理に弱くなります。上の計算では「1年の返済額 ÷ 満室の家賃収入」で出しています。自分の余裕資金と合わせて考えてください。
諸費用はいくらくらい見ておく?
仲介手数料、登記費用、不動産取得税、火災保険などがかかります。物件や条件で変わるので、見積りの金額を入れてください。不動産取得税と登録免許税は、それぞれの計算ツールで出せます。
税金は入っている?
入っていません。家賃収入は不動産所得として所得税・住民税の対象になります。借入の利息と建物の減価償却は経費にできるため、手取りは上の計算と変わります。