平均天井高・平均地盤面の計算
勾配天井の部屋の平均天井高と、傾斜地に建てる建物の平均地盤面を出します。低い方と高い方の高さを入れるだけで計算できます。形が複雑なときは、高さとその広さの組を並べて入れると、重みをつけた平均で計算します。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
計算方法
平均の高さ =(高さ × その広さ)の合計 ÷ 広さの合計
例:天井の高さが2.1mの部分が10m²、3.5mの部分が10m²なら、(2.1 × 10 + 3.5 × 10)÷ 20 = 2.8m が平均天井高です。
平均天井高
居室の天井の高さは2.1m以上と決められています。天井の高さが一室の中で違うときは、その平均の高さで見ます(建築基準法施行令21条)。平均は「部屋の容積 ÷ 床面積」で出すので、勾配が一直線の天井なら、低い方と高い方のちょうど真ん中になります。
平均地盤面
地盤面は、建物が周りの地面と接する位置の平均の高さの水平面です(建築基準法施行令2条2項)。接する位置の高さを、その辺の長さで重みをつけて平均します。接する位置の高低差が3mを超えるときは、高低差3m以内ごとに分けて、それぞれ平均を出します。
この高さは、建物の高さ・軒の高さ・地階の判定のもとになります。
よくある質問
平均天井高の計算方法は?
部屋の容積を床面積で割ります。天井が一直線の勾配なら、低い方の高さと高い方の高さを足して2で割った値と同じになります。例えば2.1mと3.5mなら2.8mです。
勾配天井でも天井の高さは2.1m必要?
平均の高さが2.1m以上あれば足ります。いちばん低いところが2.1m未満でも、平均で2.1m以上あれば居室として認められます(建築基準法施行令21条)。
平均地盤面の算出方法は?
建物が地面と接する位置の高さを、その辺の長さで重みをつけて平均します。「(高さ × 辺の長さ)の合計 ÷ 辺の長さの合計」です。
高低差が3mを超えるときは?
高低差3m以内ごとに区切って、区切りごとに平均の高さを出します(建築基準法施行令2条2項)。1つの建物に地盤面が複数できることになります。
平均地盤面は何に使う?
建物の高さ、軒の高さ、地階かどうかの判定のもとになります。高さの制限や斜線制限を確かめるときに必要です。