1日に必要な栄養の量と不足分の計算
年齢と性別、見たい栄養素を選ぶと、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」の推奨量・目標量・目安量を出します。今とれている量を入れると、不足している分もわかります。8つの栄養素をまとめて見られます。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
計算方法
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」の表から、年齢と性別にあてはまる値を表示しています。不足分だけ引き算をします。
足りない量 = とりたい量 − 今とれている量
たとえば40歳の男性のカルシウムの推奨量は750mgで、今600mgなら150mg足りません。
値の種類
- 推奨量:ほとんどの人(97〜98%)が足りる量です。カルシウム・鉄・ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンCで使います。
- 目標量:生活習慣病を防ぐために目標とする量です。食物繊維で使います。この量以上を目指します。
- 目安量:推奨量を決めるだけのデータがないときに、足りていると考えられる量です。ビタミンDで使います。
- 耐容上限量:これを超えると健康に害が出るおそれがある量です。
おもな値(30〜49歳)
| 栄養素 | 男性 | 女性 | 種類 |
|---|---|---|---|
| 食物繊維 | 22g以上 | 18g以上 | 目標量 |
| カルシウム | 750mg | 650mg | 推奨量 |
| 鉄 | 7.5mg | 6.0mg(月経があるときは10.5mg) | 推奨量 |
| ビタミンA | 900μgRAE | 700μgRAE | 推奨量 |
| ビタミンD | 9.0μg | 9.0μg | 目安量 |
| ビタミンB1 | 1.2mg | 0.9mg | 推奨量 |
| ビタミンB2 | 1.7mg | 1.2mg | 推奨量 |
| ビタミンC | 100mg | 100mg | 推奨量 |
妊娠中・授乳中は、鉄(妊娠初期は推奨量に2.5mg、中期・後期は8.5mg、授乳中は2.0mgを足す)とビタミンA(妊娠後期は80μgRAE、授乳中は450μgRAEを足す)を推奨量に足します。ビタミンB1(0.2mg)、ビタミンB2(妊娠中0.3mg、授乳中0.6mg)、ビタミンC(妊娠中10mg、授乳中45mg)も同じように足します。食物繊維とビタミンDは足す形ではなく、決められた値を使います。
鉄は、10歳以上の女性で月経があるときは、月経血による鉄の損失を考えて多めの値が決められています。年齢の区分は1〜2歳、3〜5歳、6〜7歳、8〜9歳、10〜11歳、12〜14歳、15〜17歳、18〜29歳、30〜49歳、50〜64歳、65〜74歳、75歳以上です。1歳未満の乳児はこのツールでは扱いません。
食事摂取基準は健康な人の集団に向けたものです。数字は食品の重さではなく、栄養素そのものの量です。
出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書、同 炭水化物(食物繊維)、同 ミネラル(多量ミネラル・カルシウム)、同 ミネラル(微量ミネラル・鉄)、同 ビタミン(脂溶性ビタミン)、同 ビタミン(水溶性ビタミン)
よくある質問
推奨量と目標量はどう違いますか。
推奨量は、ほとんどの人が足りる量です。目標量は、生活習慣病を防ぐために目指す量で、食物繊維では「この量以上」という形で決められています。
サプリメントで足せばよいですか。
食事摂取基準には、これを超えると健康に害が出るおそれがある「耐容上限量」も決められています。ビタミンAやビタミンDのようにサプリメントでとりすぎやすい栄養素もあるため、表の耐容上限量も見てください。心配なときは医師や管理栄養士に相談してください。