TCO(総所有コスト・ライフサイクルコスト)の計算
使う期間と、買う場合の購入額・年間の維持費、借りる(リースする)場合の月々の額を入れると、その期間全体にかかる総費用(TCO)を、買う場合と借りる場合で比べます。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
計算方法
買う場合の総費用 = 購入額 + 年間の維持費 × 使う期間 − 期間後の売却額(残存価値)
借りる場合の総費用 = 初期費用 + 月々の額 × 12 × 使う期間 + 別にかかる年間の維持費 × 使う期間
TCO(総所有コスト)は、購入や契約のときの金額だけでなく、使っている間にかかる費用や、手放すときに戻ってくる金額まで含めて、同じ期間で比べる考え方です。片方だけ初期費用が大きいと、1年だけでは比べられないためです。
例:5年使うとします。買う場合は購入額200万円に年間の維持費10万円×5年を足して250万円です。借りる場合は月4万円×12か月×5年で240万円です。この条件では、借りるほうが10万円安くなります。
気をつけること。減価償却や税金の扱い、資金を借りたときの利息の違いは入っていません。途中で不要になったときの解約の手数料や、期間が終わったあとの再リースの料金も入っていません。残存価値は、同じ種類の物の中古の値段や、リース会社の見積もりに書かれた査定額を使います。わからないときは0円のままで計算できます。総費用が近いときは、資金が一度に出ていくかどうか、途中でやめやすいかどうかも合わせて考える観点になります。
出典:この計算は式の定義によるもので、参照する公的な資料はありません。
よくある質問
残存価値はどう決める?
同じ種類の物が中古でいくらで売れているか、リース会社の見積もりに書かれた査定額などを使います。わからないときは0円のまま計算できます。
買うほうが安い、借りるほうが安いはどちらがいい?
総費用だけでなく、資金が一度に出ていくかどうか、途中で不要になったときにやめやすいかどうかも合わせて考えるとよい観点です。