個人年金の受取額の計算
毎月の積立額、積立する年数、受け取る年数を入れると、1年に受け取れる年金額と受取総額、返戻率を出します。据置期間(積立が終わってから受け取り始めるまで)や、受け取るときに引かれる税金の目安もわかります。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
計算方法
積立が終わったときのお金(積立終価)お金 = 毎月の積立額 ×{(1+月利)^(月数) − 1}÷ 月利(月利 = 年の利率 ÷ 12 ÷ 100)
例:毎月2万円を20年(240か月)積み立て、利率が年1%なら、払う合計480万円が約530万円になります。
据置期間があるときは、そのお金をさらに(1+年の利率)^(据置年数)倍します。
受け取る額(年金現価の逆算)1回の受取額 = 受け取り始めるときのお金 × 利率 ÷{1 −(1+利率)^(−受取回数)}
年に1回受け取るなら利率は年の利率、毎月受け取るなら年の利率を12で割った月利を使い、受取回数も月数にします。1円未満は切り捨てます。利率が0%のときは、お金を受取回数で等しく割ります。
上の例で、530万円を10年間・年1回で受け取ると、1年あたり約56万円、受取総額は約560万円で、返戻率は約116%です。
税金:保険料を払った人と年金を受け取る人が同じ場合、個人年金は公的年金等以外の雑所得になります。雑所得はその年に受け取った年金 − それに対応する払込保険料です。年金が支払われるときは(年金の額 − 対応する保険料)× 10.21%が源泉徴収されますが、この差額が25万円未満のときは源泉徴収されません(国税庁)。この計算では、払込総額を受取総額で按分(割合に応じて分けること)して「対応する払込分」を出しています。
よくある質問
毎月2万円を20年積み立てたらいくらになる?
利率が年1%なら、払う合計480万円が約530万円になります。利率が0%なら480万円のままです。実際の保険では、保障や経費に回る分があるため、これより少なくなります。
返戻率とは?
受け取る合計を払った合計で割った割合です。100%を超えていれば、払った額より多く受け取れる計算になります。
据置期間があると何が変わる?
積立が終わってから受け取り始めるまでの間も、お金が利率で増えます。そのため、据置期間が長いほど受取額は多くなります。
個人年金にかかる税金は?
保険料を払った人と受け取る人が同じ場合は、公的年金等以外の雑所得です。「その年の年金額 − 対応する払込保険料」が所得になり、この差額が25万円以上だと10.21%が源泉徴収されます。
受け取る前に一時金でもらうと?
年金の受給が始まる前や、始まったあとに将来の年金の総額に代えて一時金で受け取った場合は、一時所得として所得税がかかります(国税庁)。
保険料は控除の対象になる?
条件を満たす個人年金保険の保険料は、生命保険料控除のうち個人年金保険料控除の対象になります。控除額の計算は「生命保険料控除の計算」で出せます。