FIRE(必要な資産と達成年数)の計算
1年の生活費と取り崩し率を入れると、働かずに暮らすために必要な資産の額と、今の資産と貯める額から何年で届くかを出します。取り崩し率を変えたときの違いも並べて出します。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
計算方法
必要な資産 = 1年に取り崩す額 ÷ 毎年取り崩す割合
例:1年の生活費が300万円で、毎年4%ずつ取り崩すなら、300万円 ÷ 0.04 = 7,500万円です。「生活費の25倍」といわれるのは、4%の逆数が25だからです。
届くまでの年数は、今ある資産を想定の利回りで増やしながら、1年の終わりに貯めた額を足していき、必要な資産に届く年を数えています。式で書くと次の年の資産 = 今の資産 ×(1 + 利回り)+ 1年に貯める額です。利回り0%でも、貯める額があれば年数は出ます。貯める額が0円で利回りも0%のときは、資産が増えないため年数は出ません。
年金などでまかなえる額を入れると、その分だけ資産から取り崩す額が減り、必要な資産も減ります。
この計算には、物価が上がること、運用の上がり下がり、税金(上場株式などの利益には20.315%)、健康保険料や住民税は入っていません。実際にはこれらの分だけ多めに必要になります。
出典:計算式の定義(上の「計算方法」に式を書いています)
よくある質問
FIREに必要な資産はいくらですか
1年の生活費を、毎年取り崩す割合で割った額です。生活費300万円で4%なら7,500万円、5%なら6,000万円です。取り崩す割合をいくつにするかで、必要な額は大きく変わります。
4%ルールとは何ですか
資産の4%を毎年取り崩していくという考え方の呼び名です。法律や制度で決まったものではなく、前提の置き方で結果は変わります。この計算では、取り崩す割合を自分で変えて比べられます。
税金や社会保険料は入っていますか
入っていません。実際には、資産を取り崩すときの税金、国民健康保険料、住民税がかかります。1年の生活費の欄に、これらを含めた額を入れると近い数字になります。
物価が上がったらどうなりますか
同じ暮らしを続けるのに必要なお金が増えるため、必要な資産も増えます。物価の影響は「インフレ・購買力・実質賃金」の計算で確かめられます。
年金がある場合はどう考えますか
生活費のうち年金でまかなえる額を入れてください。その分だけ資産から取り崩す額が減るので、必要な資産も小さくなります。