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歯車(減速比・モジュール・中心距離)の計算

更新:2026年9月

2つの歯車の歯数とモジュールを入れると、減速比、基準円直径、歯先円直径、中心距離、またぎ歯厚を計算します。入力の回転数を入れると出力の回転数と周の速さもわかります。転位のない標準の平歯車の式です。

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くわしい条件を変える(なくても計算できます)
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計算方法

減速比 = 大きい歯車の歯数 ÷ 小さい歯車の歯数、基準円直径 = モジュール × 歯数、中心距離 =(2つの基準円直径の和)÷ 2

例:歯数20と60、モジュール2mmなら、減速比は1対3、基準円直径は40mmと120mm、中心距離は80mmです。1,500回転/分で回すと、出力は500回転/分になります。

モジュールは、基準円の直径を歯数で割った値です。かみ合う2つの歯車は、同じモジュールと同じ圧力角でなければなりません。

歯先円直径 = モジュール ×(歯数 + 2)、歯底円直径 = モジュール ×(歯数 − 2.5)、全歯たけ = モジュール × 2.25

歯数の組み合わせと減速比

小さい歯車の歯数大きい歯車の歯数減速比モジュール2mmの中心距離
歯数10歯数201対2.00030.0mm
歯数12歯数361対3.00048.0mm
歯数15歯数151対1.00030.0mm
歯数16歯数481対3.00064.0mm
歯数20歯数601対3.00080.0mm
歯数24歯数961対4.000120.0mm

またぎ歯厚 = モジュール × 圧力角のコサイン ×(円周率 ×(またぎ歯数 − 0.5)+ 歯数 × インボリュート関数)

またぎ歯厚は、歯を何枚かまたいでノギスではさんだ寸法です。歯の厚さを測るときに使います。インボリュート関数は「圧力角のタンジェント − 圧力角(ラジアン)」で、圧力角20度なら0.0149044です。

歯数が同じなら減速比は1で、回転数は変わりません。回転の向きは逆になります。転位した歯車、はすば歯車、やまば歯車は式が変わります。設計に使うときは規格と設計基準を確認してください。

出典:式の定義:減速比は「大きい歯車の歯数 ÷ 小さい歯車の歯数」、基準円直径は「モジュール × 歯数」、中心距離は「2つの基準円直径の和 ÷ 2」です。またぎ歯厚は、インボリュート曲線の性質から導かれる「モジュール × 圧力角のコサイン ×(円周率 ×(またぎ歯数 − 0.5)+ 歯数 × インボリュート関数)」で、転位のない標準の平歯車の式です。いずれも歯車の形の決め方そのものから決まる式で、公的な基準ではありません。

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よくある質問

減速比はどう計算する?

「大きい歯車の歯数 ÷ 小さい歯車の歯数」です。歯数20の歯車で歯数60の歯車を回すと、減速比は1対3で、回転数は3分の1、トルクは3倍になります。

歯数が同じ歯車を組み合わせるとどうなる?

減速比は1で、回転数もトルクも変わりません。回転の向きだけが逆になります。

モジュールとは何?

基準円の直径を歯数で割った値で、歯の大きさを表します。モジュール2mmで歯数20なら、基準円直径は40mmです。かみ合う2つの歯車は、モジュールと圧力角が同じでなければなりません。

中心距離はどう求める?

「(モジュール ×(2つの歯数の和))÷ 2」です。モジュール2mmで歯数20と60なら、2 ×(20 + 60)÷ 2 = 80mmになります。

またぎ歯厚は何のために測る?

歯の厚さが設計どおりにできているかを確かめるためです。歯を何枚かまたいでノギスではさむと、1枚ずつ測るより正確に測れます。

圧力角20度が多いのはなぜ?

20度が標準として広く使われていて、工具や歯車が手に入りやすいためです。かみ合う歯車は同じ圧力角にする必要があります。

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