トップ > 住まい・DIY

テーパー角度の計算

更新:2026年9月

大きいほうの直径・小さいほうの直径・長さを入れると、テーパー比(1対いくつ)、勾配、テーパー角度(全角)、片側の角度を計算します。テーパー比や角度から逆に直径を出すこともできます。旋盤で削るときは片側の角度を使うので、全角と間違えないように両方を出します。

mm
mm
mm
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
度

計算方法

テーパー比 =(大きいほうの直径 − 小さいほうの直径)÷ 長さ、全角 = 2 × アークタンジェント(直径の差 ÷(2 × 長さ))、片側の角度 = 全角 ÷ 2

例:大きいほうの直径30mm、小さいほうの直径20mm、長さ100mmなら、直径の差は10mmでテーパー比は1対10です。全角は2 × アークタンジェント(10 ÷ 200)= 5.725度、片側の角度は2.862度になります。

テーパー比の1対10は、長さ10mm進むと直径が1mm細くなることを表します。勾配(%)はテーパー比を100倍した値です。

テーパー比と角度

テーパー比勾配全角片側の角度
1対1100.00%53.130度26.565度
1対250.00%28.072度14.036度
1対520.00%11.421度5.711度
1対1010.00%5.725度2.862度
1対205.00%2.864度1.432度
1対502.00%1.146度0.573度
1対1001.00%0.573度0.286度

テーパー比1対1のときは、全角が53.130度、片側が26.565度になります。直径の差をそのまま角度と考えると2倍の差が出るので、図面が全角か片側かを必ず確かめてください。

旋盤で削るときは片側の角度で刃物台を傾けます。片側の角度は、直径ではなく半径の差で考えるため、テーパー比の半分の傾きになります。モールステーパーなどの標準のテーパーの寸法は、JISの規格票や工具メーカーの資料で確認してください。

出典:式の定義:テーパー比は「直径の差 ÷ 長さ」、テーパー角度(全角)は「2 × アークタンジェント(直径の差 ÷(2 × 長さ))」です。直角三角形の辺の比と角度の関係(三角関数)から決まる式で、公的な基準ではありません。

PR
PR

よくある質問

テーパー角度はどう計算する?

「2 × アークタンジェント(直径の差 ÷(2 × 長さ))」が全角です。直径30mmから20mmへ100mmで変わるなら、全角5.725度、片側2.862度になります。

全角と片側の角度はどちらを使う?

旋盤で削るときは片側の角度で刃物台を傾けます。図面に書かれている角度は全角のことが多いので、半分にするのを忘れないようにします。

テーパー比1対10は何度?

全角5.725度、片側2.862度です。勾配で表すと10%です。

テーパー比と勾配の違いは?

同じものを別の書き方で表しています。テーパー比1対10は勾配10%と同じです。テーパー比は「1対いくつ」、勾配は「%」で表します。

直径の差を長さで割った値は角度ではない?

角度ではありません。その値はタンジェント(正接)に相当するもので、角度に直すにはアークタンジェントを使います。小さい角度ではほぼ比例しますが、大きくなるとずれます。

標準のテーパーの寸法はどこで調べる?

モールステーパーやナショナルテーパーの寸法は、JISの規格票や工具メーカーの資料で確認してください。

よく一緒に使われる計算

同じ分野のほかの計算