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PCD(ピッチ円直径)とボルトの穴位置の計算

更新:2026年9月

穴の数と、隣り合う穴の中心の間の距離を入れると、ピッチ円直径(PCD)を計算します。逆にPCDから隣り合う穴の距離と、それぞれの穴の座標(XとY)も出せます。穴の数が奇数で向かい合う穴がないときも、隣り合う穴を測れば計算できます。

個
mm
mm
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
度
mm
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計算方法

下の式は三角関数(サイン・コサイン)を使う専門的な計算ですが、このツールは数値を入れるだけで自動で計算するので、式を覚える必要はありません。

隣り合う穴の距離 = PCD × サイン(180度 ÷ 穴の数)、PCD = 隣り合う穴の距離 ÷ サイン(180度 ÷ 穴の数)

例:穴が5個で、隣り合う穴の中心の間が64.5mmなら、PCDは64.5 ÷ サイン36度 = 109.8mmです。

穴は円周を等分して並ぶので、隣り合う2つの穴と円の中心で二等辺三角形ができます。その底辺が「隣り合う穴の距離」で、等しい2辺がPCDの半分です。

穴の数ごとの倍率

穴の数隣り合う穴の距離をPCDにする倍率PCD100mmのときの距離
3個1.1547倍86.603mm
4個1.4142倍70.711mm
5個1.7013倍58.779mm
6個2.0000倍50.000mm
8個2.6131倍38.268mm
10個3.2361倍30.902mm
12個3.8637倍25.882mm

穴が5個のときは「隣り合う穴の距離 × 1.7013」がPCDになります。穴が4個や6個のように偶数のときは、向かい合う穴の中心の間を測るとPCDがそのままわかります。奇数のときは向かい合う穴がないので、隣り合う穴の距離から計算します。

X = PCD ÷ 2 × コサイン(角度)、Y = PCD ÷ 2 × サイン(角度)

穴の位置は、円の中心を原点として上の式で求めます。角度は、穴の数で360度を等分した分ずつ増やします。穴が5個なら72度ずつです。

車のホイールのPCDは車種ごとに決まっています。合わないホイールは取り付けられないので、実測する前にメーカーの資料で確かめてください。

出典:式の定義:隣り合う穴の距離とピッチ円直径の関係は「距離 = PCD × サイン(180度 ÷ 穴の数)」です。円周を等分した2つの点と円の中心で作られる二等辺三角形から決まります。穴の座標は「X = 半径 × コサイン(角度)」「Y = 半径 × サイン(角度)」です。いずれも円と三角関数の計算で決まる式で、公的な基準ではありません。

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よくある質問

PCDとは何?

ピッチ円直径のことで、ボルトの穴の中心が並ぶ円の直径です。車のホイールでは100mmや114.3mmが多く使われています。

5穴のPCDはどう測る?

隣り合う2つの穴の中心の間を測り、1.7013を掛けます。5穴は向かい合う穴がないため、直接PCDを測れません。

4穴のPCDはどう測る?

向かい合う2つの穴の中心の間を測ると、それがそのままPCDです。隣り合う穴の距離から出すときは、1.4142を掛けます。

穴の位置の座標はどう計算する?

円の中心を原点として「X = PCD ÷ 2 × コサイン(角度)」「Y = PCD ÷ 2 × サイン(角度)」です。角度は360度を穴の数で割った分ずつ増やします。

穴と穴がつながってしまうのはどんなとき?

穴の直径が、隣り合う穴の中心の間の距離より大きいときです。穴の数を減らすか、PCDを大きくするか、穴を小さくします。

車のホイールのPCDは調べられる?

車種ごとに決まっています。メーカーの資料で確かめてください。手元のホイールを測るときは、隣り合う穴の距離から計算できます。

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