VDOTと練習ペースの計算
走った距離とタイムを入れると、有酸素能力の目安「VDOT」と、そのVDOTに合う練習ペース(イージー・マラソン・閾値・インターバル・レペティション)、ほかの距離での同じ実力のタイムを計算します。
計算方法
Daniels と Gilbert が発表した式で、走る速さから酸素摂取量を、レースにかかった時間から持続できる酸素摂取量の割合を計算します。
VO2(酸素摂取量) = −4.60 + 0.182258×速さ(m/分) + 0.000104×速さ(m/分)²持続できる割合 = 0.8 + 0.1894393×e^(−0.012778×時間(分)) + 0.2989558×e^(−0.1932605×時間(分))VDOT = VO2 ÷ 持続できる割合
例:10kmを50分で走ると、速さは分速200m、VO2は約36.0、持続できる割合は約0.900で、VDOTは約40.0になります。
ほかの距離での同じ実力のタイムは、VDOTの値が変わらないように、上の式を使って時間を逆算しています。
練習ペースの区分
Jack DanielsのVDOT方式では、練習の目的ごとに、VO2maxに対する割合でペースの区分が決められています。イージー59〜74%、マラソン75〜84%、閾値83〜88%、インターバル95〜100%、レペティション105〜115%です。このツールでは、それぞれの区分の中央あたりの値(66.5%・79.5%・85.5%・97.5%・110%)を使ってペースを計算しています。
出典:計算式の定義(Daniels と Gilbert が1979年に発表した酸素摂取量と持続時間の式によるもの)、計算式の定義(Jack Danielsの著書「Daniels Running Formula」のE・M・T・I・Rペースの区分によるもの)
よくある質問
VDOTとは何ですか。
レースの記録(距離とタイム)から計算する、有酸素能力の目安の数値です。数値が大きいほど、その距離を速く走れる実力があることを表します。
練習ペースはどう使いますか。
同じVDOTでも、ゆっくり走る「イージー」から、短く速く走る「レペティション」まで、目的に合わせたペースの目安がわかります。まずはイージーペースで体を慣らすのがすすめられています。