所得税の計算(2026年分・令和8年分)
年収と社会保険料、扶養している家族を入れると、1年分の所得税がわかります。2026年分の基礎控除104万円・給与所得控除の最低74万円に対応し、復興特別所得税(2.1%)も足した額を出します。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
計算方法
所得税 =(合計所得金額 − 所得控除)× 税率 − 控除額(例:年収500万円・社会保険料75万円・扶養なしなら、所得税は9万300円)
手順
- 給与所得を出す。年収から給与所得控除を引きます。2026年分の給与所得控除は最低74万円です(年収190万円なら給与所得は116万円)
- 所得控除を足す。基礎控除、社会保険料控除、配偶者控除、扶養控除、生命保険料控除などの合計です
- 税金がかかる所得を出す。合計所得金額から所得控除を引き、1,000円未満を切り捨てます
- 速算表で税額を出す。下の表の税率をかけて、控除額を引きます
- 復興特別所得税を足す。所得税の2.1%です。最後に100円未満を切り捨てます
所得税の速算表(2026年分)
| 税金がかかる所得 | 税率 | 控除額 |
|---|---|---|
| 1,000円〜194.9万円 | 5% | 0円 |
| 195万円〜329.9万円 | 10% | 97,500円 |
| 330万円〜694.9万円 | 20% | 427,500円 |
| 695万円〜899.9万円 | 23% | 636,000円 |
| 900万円〜1,799.9万円 | 33% | 1,536,000円 |
| 1,800万円〜3,999.9万円 | 40% | 2,796,000円 |
| 4,000万円〜 | 45% | 4,796,000円 |
税率は5%から45%までの7段階です。表の区分は1,000円単位です。
2026年分の基礎控除(所得税)
| 合計所得金額 | 基礎控除 |
|---|---|
| 489万円以下 | 1,040,000円 |
| 489万円超 655万円以下 | 670,000円 |
| 655万円超 2,350万円以下 | 620,000円 |
| 2,350万円超 2,400万円以下 | 480,000円 |
| 2,400万円超 2,450万円以下 | 320,000円 |
| 2,450万円超 2,500万円以下 | 160,000円 |
| 2,500万円超 | 0円 |
2026年分の基礎控除は最高104万円です。この改正は令和8年12月1日に施行され、2026年(令和8年)1月からの所得にさかのぼって使います。
出典:国税庁 No.2260 所得税の税率、国税庁 No.1199 基礎控除、国税庁 No.1410 給与所得控除、国税庁 No.2260 復興特別所得税、国税庁 令和8年分 年末調整のしかた
よくある質問
所得税は年収いくらからかかる?
給料だけの人は、2026年分では年収178万円を超えると所得税がかかります。給与所得控除の最低74万円と基礎控除104万円の合計が178万円だからです。
所得税の計算のしかたは?
年収から給与所得控除を引いて給与所得を出し、そこから基礎控除・社会保険料控除などの所得控除を引きます。残った額(1,000円未満切捨て)に速算表の税率をかけ、控除額を引き、最後に復興特別所得税2.1%を足します。
税率は何%?
税金がかかる所得の額で5%・10%・20%・23%・33%・40%・45%の7段階に分かれます。所得が増えた分にだけ高い税率がかかるので、全体に45%がかかるわけではありません。
復興特別所得税とは?
東日本大震災の復興のための税金で、所得税額の2.1%です。2026年分まで2.1%で、2027年分からは復興分1.1%と防衛特別所得税1%に分かれます(合計は2.1%のまま)。
住民税も同じ計算?
仕組みは似ていますが、基礎控除が43万円、税率が一律10%(所得割)で、さらに均等割(所得に関係なく定額でかかる部分)がかかります。