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標準報酬月額の計算(定時決定・随時改定)

更新:2026年9月

月ごとの報酬と支払基礎日数を入れると、健康保険と厚生年金の標準報酬月額と等級を出します。4〜6月から決める定時決定と、給料が変わったときの随時改定のどちらにも対応します。

月報酬(通勤手当・残業代を含む)(円)支払基礎日数(日)
定時決定は4月・5月・6月の3行、随時改定は変わった月からの3行を入れます
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
円
給与明細でわかります。随時改定のときに、2等級以上の差があるかを見ます
随時改定の条件のひとつです
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標準報酬月額が決まる・変わるまでの流れ

  1. 4月〜6月 会社がこの3か月の報酬をもとに「算定基礎届」を作成します
  2. 提出 会社が7月1日から7月10日までに年金事務所または健康保険組合へ提出します
  3. 通知 決まった標準報酬月額は、会社を通じて本人に通知されます
  4. 随時改定のとき 給料が大きく変わった場合は、会社が「月額変更届」を提出します

自分の等級は、給与明細のほか「ねんきんネット」でも確認できます

計算方法

報酬月額 = 使う月の報酬の合計 ÷ 使う月の数。この報酬月額を等級の表に当てはめて、標準報酬月額が決まります。

例:4月28万円・5月30万円・6月29万円で、どの月も支払基礎日数が17日以上なら、報酬月額は29万円です。29万円は「290,000円以上310,000円未満」の区分なので、標準報酬月額は30万円、健康保険は22等級、厚生年金は19等級になります。

定時決定(算定基礎届)

7月1日に働いているすべての被保険者について、4月・5月・6月に払われた報酬の平均から決め直します。決まった標準報酬月額は、その年の9月から翌年8月までに使います。

働き方使う月
ふつうの被保険者支払基礎日数17日以上の月
特定適用事業所の短時間労働者支払基礎日数11日以上の月
パートなどの短時間就労者17日以上の月。なければ15日以上17日未満の月。それもなければ前の額のまま

支払基礎日数は、給料の計算のもとになる日数です。日給や時給なら出勤日数、月給や週給なら暦の日数で数えます。

随時改定(月額変更届)

次の3つがすべて当てはまると、変わった月から数えて4か月目に標準報酬月額が変わります。

等級の表

健康保険は1等級(58,000円)から50等級(1,390,000円)まで、厚生年金は1等級(88,000円)から32等級(650,000円)までです。健康保険の4〜35等級が、厚生年金の1〜32等級と同じ標準報酬月額になります。この表は令和8年度(2026年度)のものです。

報酬月額健康保険厚生年金
63,000円未満1等級 58,000円1等級 88,000円
93,000円以上 101,000円未満5等級 98,000円2等級 98,000円
290,000円以上 310,000円未満22等級 300,000円19等級 300,000円
635,000円以上 665,000円未満35等級 650,000円32等級 650,000円
1,355,000円以上50等級 1,390,000円32等級 650,000円

出典:日本年金機構 定時決定(算定基礎届)、日本年金機構 随時改定(月額変更届)、日本年金機構 厚生年金保険料額表(令和8年度版)、全国健康保険協会 令和8年度の保険料額表

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よくある質問

標準報酬月額はどうやって決まる?

4月・5月・6月に払われた報酬の平均を等級の表に当てはめて決まります。これを定時決定といい、決まった額はその年の9月から翌年8月までの保険料に使われます。

4〜6月に残業すると損?

残業代も報酬に入るため、標準報酬月額が上がって保険料が増えることはあります。ただし厚生年金の額も増えるので、将来の年金は多くなります。

支払基礎日数とは?

給料の計算のもとになる日数です。日給や時給の人は出勤日数、月給や週給の人は暦の日数で数えます。欠勤して給料が引かれた日は、所定労働日数から欠勤日数を引いて数えます。

途中で給料が変わったらいつ保険料が変わる?

毎月決まって払われる賃金が変わり、その月から3か月の平均で2等級以上の差が出たときです。3か月とも支払基礎日数が17日以上なら、変わった月から数えて4か月目に変わります。

標準報酬月額の上限はいくら?

健康保険は50等級の1,390,000円、厚生年金は32等級の650,000円です。これを超える報酬でも、保険料はこの額で計算します。

賞与も標準報酬月額に入る?

入りません。賞与は標準賞与額として別に計算します。1,000円未満を切り捨てた額で、健康保険は年度で573万円まで、厚生年金は1か月150万円までが上限です。

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