教育訓練給付金の計算
受講にかかる費用を入れると、教育訓練給付金がいくら戻ってくるかを出します。一般・特定一般・専門実践の3種類を1つの表で比べられます。ハローワークの案内の数字で計算しています。
くわしい条件を変える(なくても計算できます)
教育訓練給付金をもらうまでの手順
- 受講の前 支給要件照会票をハローワークに出すと、対象かどうかを確認できる
- 専門実践 受講開始日の2週間前までに、ハローワークで受給資格確認をする
- 専門実践の前に 訓練前キャリアコンサルティングを受け、ジョブ・カードの交付を受ける
- 修了後 一般・特定一般は、訓練修了日の翌日から1か月以内に支給申請をする
専門実践教育訓練は半期ごとに申請します。申請先は住所地を管轄するハローワークで、来所・代理人・郵送・電子申請のいずれかで行います
計算方法
戻ってくる額 = 受講にかかる費用 × 給付率(上限あり)。計算した額が4千円を超えないときは支給されません。
例:専門実践教育訓練で2年間・費用100万円のとき、1年あたり50万円です。資格を取って就職すれば70%なので1年あたり35万円ですが、年間上限56万円には届かないため、2年で70万円が戻ります。
3種類の給付率と上限
| 種類 | 基本 | 資格を取って就職 | 賃金が5%以上上がった |
|---|---|---|---|
| 一般教育訓練 | 20%(上限10万円) | — | — |
| 特定一般教育訓練 | 40%(上限20万円) | 50%(上限25万円) | — |
| 専門実践教育訓練 | 50%(年間上限40万円) | 70%(年間上限56万円) | 80%(年間上限64万円) |
上乗せの分は、令和6年10月1日以降に受講を始めた場合が対象です。専門実践教育訓練は最大3年間・合わせて192万円までです。
受けられる人
| 種類 | 雇用保険に入っていた期間 | 初めて受けるとき |
|---|---|---|
| 一般教育訓練 | 3年以上 | 1年以上 |
| 特定一般教育訓練 | 3年以上 | 1年以上 |
| 専門実践教育訓練 | 3年以上 | 2年以上 |
会社を辞めた人は、辞めた日の翌日から受講開始日までが1年以内であることが必要です。受講開始日の前日から3年以内に教育訓練給付金を受けたことがある場合は支給されません。
手続き
特定一般教育訓練と専門実践教育訓練は、訓練前キャリアコンサルティングを受けてジョブ・カードの交付を受け、受講開始日の2週間前までにハローワークで受給資格確認の手続きが必要です。一般教育訓練は、修了日の翌日から1か月以内に申請します。
教育訓練支援給付金
専門実践教育訓練(通信制・夜間制を除く)を昼間通学で受け、受講開始時に45歳未満で失業状態にある人には、失業手当の基本手当日額の60%が支払われます。令和8年度末までの暫定措置です。令和7年4月1日より前に受講を始めた人は80%です。
出典:ハローワークインターネットサービス 教育訓練給付金、厚生労働省 教育訓練給付制度、雇用保険法 60条の2(e-Gov法令検索)
よくある質問
教育訓練給付金はいくらもらえる?
一般教育訓練は受講費用の20%(上限10万円)、特定一般教育訓練は40%(上限20万円)、専門実践教育訓練は50%(年間上限40万円)です。資格を取って就職すると、特定一般は50%、専門実践は70%に上がります。
専門実践教育訓練の80%はどうすればもらえる?
資格を取って就職し、そのうえで訓練修了後の賃金が受講開始前より5%以上上がった場合です。年間上限は64万円になります。令和6年10月1日以降に受講を始めた場合が対象です。
雇用保険に何年入っていれば受けられる?
原則3年以上です。初めて教育訓練給付を受ける人は、一般と特定一般が1年以上、専門実践が2年以上あれば受けられます。
会社を辞めたあとでも使える?
使えます。辞めた日の翌日から受講開始日までが1年以内であることが条件です。
2回目はいつから受けられる?
受講開始日の前日から3年以内に教育訓練給付金を受けたことがある場合は支給されません。前に受けてから3年を空ける必要があります。
どの講座が対象かはどこで調べる?
厚生労働大臣の指定を受けた講座だけが対象です。教育訓練講座検索システムで調べられます。心配なときは、ハローワークで支給要件照会もできます。